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生活・しつけ
年長 2013年4月9日の記事
☆年長の時期だからこそ、親子でライブ体験を!
《年長ママへのアドバイス6》ファミリーコンサートやキャラクターショーは、5,6歳児がいちばん身になるものです。
そのほかに小学校に上がる前、年長児の今だからこそ、経験させるとよいことがあるとのことです。
引き続き、原坂先生にアドバイスをいただきます。
●5、6歳で経験したことは一生記憶に残ります
年長児の今、親子で経験したらよいことはありますか?
原坂 「年長児のお父さん・お母さんには、ぜひ、お子さんに“ナマの経験”“本物の体験”を積ませ、今こそライブ的なものに多く連れて行くことをおすすめします。
例えば遊園地やデパートなどで行われているヒーローショー、キャラクターショーや、幼児向けコンサートに来ている子どもは現在2、3歳児が多いように思いますが、本当は5、6歳児がいちばん楽しめるんです。
2、3歳の子どもは、ライブに連れて行ってもあまり分かっていないものですし、成長して覚えていることがまずありません。
けれども、5、6歳児を連れて行くと、一生覚えています。
ライブ=本物と触れ合うことです。
テレビで見ていたキャラクターが目の前にいる。5、6歳は感動して喜びます。
ライブで得た感動やさまざまな気づきは、その子の血となり肉となり、成長に役立つんです。2、3歳は、まだ感動とまではいきませんね。
大人は、『もうお兄ちゃん(お姉ちゃん)だから、○○ショーは喜ばないでしょう』と、決めつけてしまいますが、そんなことはないのです。
年長児こそ、ライブは楽しめますから、今こそ親子で楽しんでください。
これは、ライブに限らず、枕もとの本読みや、親子の触れ合い遊びも同様です。
もう大きいからと、5歳くらいから急にしなくなることが多いのです。年長児だって幼児なんです。まだまだ、こうした親子の触れ合い遊びは必要です。
そして、5、6歳の経験は、一生その子の心の中に残っていきますよ」
●ライブは、子どものあらゆる能力を伸ばします
確かに、キャラクターのショーには小さい子が多くて、年少・年中以下の子がターゲットなのかと思い込んでいました。
年長児とライブに行ったとき、親子でどのような楽しみ方ができますか?
原坂 「5、6歳の子どもをライブに連れて行くと、大人以上にいろいろなところを見ています。
照明をあてる人に気づいて『あんなところにも人がいるね』などと気づけるのは、会場全体を見る力があるからです。
親子でも、目のつけ所は異なりますから、どんなことに気がついたか話してみると面白いと思います。
『さっき、ヒーローの○○は何色の靴を履いていたでしょう?』と、クイズ合戦をしてみても楽しいでしょう。
経験というものは何でも、子どもの記憶力や想像力、再生能力などあらゆる能力を伸ばすことができます」
原坂先生、ありがとうございました。
お子さんは、好きなキャラクターがいますか?キャラクターでなくても、電車やお気に入りの歌、何でもお子さんの好きなもので、ぜひライブ体験をさせてあげましょう。