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レシピ
2013年1月26日の記事
旬の食材で子どもごはん【ぶり】
旬の魚「ぶり」を使った洋風おかず『ぶりのソテー クリームソースがけ』を作りましょう!
今回は、栄養士の森野恵子先生に、旬の魚「ぶり」を使った栄養バランスのいい洋風おかず『ぶりのソテー クリームソースがけ』のレシピをご紹介いただきました。
野菜たっぷりのソースで栄養バランスGOOD!
ぶりのソテー クリームソースがけ
【材料】(4人分)
ぶり(切り身)…4切れ
玉ねぎ…1/2個
にんじん…1/2個
里いも…2個
しめじ…1パック
ブロッコリー…1/2個
塩、こしょう…各適量
小麦粉…適量
サラダ油…大さじ1
牛乳…11/2カップ
バター…5g
(1人分 359kcal)
【作り方】
1 ぶりは両面に軽く塩、こしょうをふって小麦粉をまぶしておく。
2 玉ねぎは薄切りにする。にんじんは皮をむいて5mm厚さの輪切りにし、
星形の型で抜く(抜いた外側の端も具に使用する)。
里いもは、皮をむいて5mm厚さの輪切りにする。
しめじは、石づきを切り落としてほぐす。
3 ブロッコリーは小房に分け、塩少量を加えた熱湯でゆでる。
4 フライパンにサラダ油小さじ2をひいて熱し、
1 を並べて両面をカリッと焼き、
ふたをして弱~中火で1~2分蒸し焼きにする。
5 フライパンから4を取り出し、サラダ油小さじ1を加え、
2 を入れて弱~中火で1~2分混ぜながら炒める。
6 玉ねぎがしんなりしたら小麦粉大さじ1を入れて混ぜ合わせ、
全体によくからめて牛乳を加える。
沸騰したら塩、こしょう各少量をふって味を調え、バターを入れて
混ぜ合わせる。
7 器にぶりのソテーを盛り、 6 をかけてブロッコリーを添える。
《森野先生の食育POINT》
「ぶり」は出世魚で、関西から北陸にかけての地域では、お正月料理に欠かせない食材です。冬に獲れるぶりは、「寒ぶり」とよばれ、脂ものってうま味もたっぷり。
でも、中には「ぶり」のくさ味が気になるというお子さんもいるのではないでしょうか。下記の「くさ味を抑える下ごしらえの基本」を参考にしてみてくださいね。
今回の「ぶりのソテー クリームソースがけ」は、ソテーしたぶりに玉ねぎ、にんじん、里いも、ブロッコリー、しめじの具だくさんソースをかけた、栄養バランスのよい洋風おかずです。クリームソース仕立てにし、お子さんにも食べやすく仕上げています。ぜひ作ってみてくださいね。
《食材メモ》
ぶり
●栄養データ
脳を活性化する働きのあるDHAやEPAが含まれ、生活習慣病の予防にも有効。
その他、糖質の代謝を促すビタミンB1、B2も豊富で、コレステロールの代謝を促進するタウリンも含みます。
●おいしい「ぶり」の見分け方
・血合いの色がキレイで、身の色がピンクがかった白色のもの
・身に弾力のあるもの
●くさ味を抑える! ぶりの下ごしらえの基本
焼き魚にするときは……
焼き魚などにするときは、ふり塩をするとくさ味が抑えられます。
塩適量を手にとり、30cmほどの高さからふりましょう。
煮物にするときは……
ぶり大根など煮物にするときは、ざるにぶりを置いて熱湯を回しかけると、くさ味が抜けます。
撮影/勝倉崚太