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生活・しつけ
小学1年生 2012年12月30日の記事
★新年の目標を達成するために、今日やることとは?
《今年の反省・来年の目標1》お子さんがより成長するために、今年を振り返りましょう。
今年はどんな年だったでしょうか?
お子さんは、今年小学生になって、毎日がんばって学校に通いました。
たくさん成長したことと思います。
新しい年をどのように迎えたらよいか、教育評論家の親野智可等先生にお聞きしました。
親野 「新年を迎えるこの年末、子どもにとっても節目の時期です。
大人もそうですが、『来年はがんばろう』と子どもにとっても漠然と意欲がわくものです。
この気持ちをうまく生かし、来年の目標を持つことが大切です。
このとき、『今年は××がダメだったから、来年はがんばろうね』、『今年はできなかったけど、来年はできるようにしようね』
では、子どもは高いモチベーションを持つことができません。
そこで、30日、31日の2日間は、まず今までをプラス思考で振り返ることをしてください。
4月に小学校に上がって、12月までにがんばったこと、できるようになったこと、成長したことを認めてあげましょう。
毎日、学校に通いました。
毎日、授業を受けて勉強しました。
足し算や引き算ができるようになりました。
運動会のダンスも頑張りました。
振り返るといろいろあることと思います。
その子なりのがんばりや成長でいいので、それを当たり前と思わずにほめてあげましょう。
学校のことだけでなく、習い事や遊びのことでもよいでしょう。
そのとき、写真や100点のテストや描いた絵など、実物を見ながら話すとより効果があります。
子どもの口で、がんばったことを言わせてほめてあげてもいいですね。
『○○をがんばってたね。すごいねー』と1~2日プラス思考で振り返ると、子どもに自己肯定感が育ちます。
それから、『来年はどういうことをがんばろうか?』と、自然に持っていくことが大切です。
来年の目標は、親子で話し合って決めますが、子どもは先々まで見通すことができません。
もし、親が『これをがんばってほしい』ということがあるのであれば、自己肯定感が育った後なら提案できます。
自己肯定感があれば『やってみよう』と思えるからです。
ただし、親の一方的な押し付けにならないように気をつけてください。
目標を立てたら、紙に書いて貼っておきましょう。
そして、その目標を達成するための約束を親子で決めます。
目標→約束はセットです。
この話は『子どもの目標に向けて親も頑張る!見届ける!が大事』でも詳しくお話ししていますので、そちらもぜひお読みください。
この目標と約束は、1年間ずっと続けなければいけないということではありません。
大人でも1年間ずっと続けるのはキツイですよね。
4月に2年生になる前には、また新しい目標が出てくることと思います。
ですから、新年の目標と言いつつ、1~3月までの目標でいいのです。
『校内漢字博士になる』と目標を立てて、『毎日、漢字の書き取りを10個やる』と約束したとします。
そうしたら、『1月中がんばってみようか』と期限を区切ってあげましょう。
終わりが見えないと、キツイですからね」
親野先生ありがとうございました。
新年の目標を立てる前に、今年を“プラス思考で”振り返ることが大切なんですね。
今日と明日親子で写真を見ながら、どんな1年だったかいっぱい話をしてみたいと思います。
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