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生活・しつけ
小学1年生 2013年7月11日の記事
★夏休みから子どもに「お手伝い」をさせたいのですが
成果を求めるのではなく、「子どもを認めてあげる」チャンスだと考えてください。
「この夏から決まったお手伝いをさせようと思っています。
その際に注意する点はありますか?」
せっかく家にいるんだから、お手伝いのひとつもしてもらいたいもの。
うまく習慣づけられればと思う小1ママの切なる願いです。
佐藤正寿先生、うまくしつけるコツはありますか?
佐藤 「お手伝い。いいことですね。
短い期間でも簡単なことでも構いません。
たとえば、食器運び、配膳、新聞取り、洗濯物の片付け等、
小さい頃から是非とも習慣にさせましょう。
その時に大切なのが、『子どもを認める』ということです。
『ありがとう。ノンちゃんのおかげだわ』
『いつもお手伝いをしてくれて、助かるなあ。明日もよろしく』
なにげない感謝の気持ちです。
でも子どもにとっては、
『親に認められたい』
『親から愛情を受けたい』
という気持ちを満たす重要な一言になるのです。
手伝いはそれを演出する場と言ってもいいでしょう。
もちろん、小さい子の行うことですから、
うまくいかないこともあるでしょう。
その時には、安易に叱るのではなく、
『根気強く教える』
『できたら認める』
のくり返しでいきましょう。
私も夏休み前の学級懇談会の場では、
『お手伝いを、子どもたちを認める場にしてほしい』
と保護者の皆さんにお話をします。
それと同時に、子どもたちには、
私自身が小学校の時にお手伝いをして
家族に喜ばれたエピソードを話します。
それによって子どもたちは意欲を示し、
家族からの励ましでさらにがんばろうという気持ちになるのです」
佐藤先生ありがとうございました。
子どもの頃、何かを頼まれて、
それが出来たときの誇らしさと、ほめてもらった嬉しさを思い出しました。
わが子にもその嬉しさを体験させてあげたいと思います。