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レシピ
2012年10月6日の記事
旬の食材で子どもごはん【きのこ】
旬の「きのこ」を使って、カゼに負けない体をつくる『きのこたっぷり鶏団子スープ』を作りましょう!
今回は、栄養士の森野恵子先生に、旬の「きのこ」を使った『きのこたっぷり鶏団子スープ』レシピをご紹介いただきました。
体を温めてカゼを予防!
「きのこたっぷり鶏団子スープ」
【材料】(4人分)
しいたけ…4枚
しめじ…1/2パック(50g)
まいたけ…1/2パック(50g)
鶏ひき肉…100g
乾燥ひじき…3g
にんじん…20g
しょうが…10g
万能ねぎ(小口切り)…5本分
片栗粉…小さじ1
酒…大さじ1
しょうゆ…大さじ2
塩…ひとつまみ
水溶き片栗粉…大さじ2~3
(1人分 83kcal)
【作り方】
1 しいたけは軸を切り落とし、かさは薄切りに、軸はみじん切りにする。
しめじ、まいたけは石づきを取ってほぐす。
2 ひじきは水で戻し、水けをよくきって細く刻む。
にんじんは輪切りにし、あればもみじ形の型で抜く。
型抜きしたあとの周りの部分はみじん切りにする。
しょうがはすりおろしてしぼり、すりおろしたものとしぼり汁を分けておく。
3 ボウルに鶏ひき肉、ひじき、みじん切りにしたにんじん、
すりおろしたしょうが、小口切りにした万能ねぎの半量、
みじん切りにしたしいたけの軸、片栗粉を入れてよく混ぜ合わせる。
ひと口大のボール形に成形し、肉団子作る。
4 鍋に水4カップを入れて火にかけ、薄切りにしたしいたけ、
しめじ、まいたけ、もみじ形のにんじんを入れ、
3 をひとつずつ落とし入れる。
酒を加え、5分ほど中火で煮込む。
5 しょうがのしぼり汁、しょうゆ、塩で味を調え、
水溶き片栗粉でとろみをつける。
6 器に盛り、残りの万能ねぎをふる。
《森野先生の食育POINT》
季節の変わり目は、朝晩の気温の変化で体調を崩しやすくなりがちです。
秋に旬を迎えるきのこは、ビタミンB群、ミネラルを豊富に含み、体調を整えて免疫力アップをサポートします。
カゼに負けない体を作るメニューが『きのこたっぷり鶏団子スープ』です。
使うのは、しいたけ、しめじ、まいたけの3種類のきのこ。
鶏団子のたねには、しいたけの軸やひじき、にんじん、ねぎ、しょうがを混ぜて、栄養価をアップします。
うま味もたっぷりで、体がポカポカと温まりますよ。
《食材メモ》
きのこ
●しめじ
しめじは、うま味成分のグルタミン酸が含まれています。
また、食物繊維が豊富で、低カロリー、ビタミンB1、B2、ナイアシンも含んでいます。
かさが小さく、開きすぎていないものを選ぶのがオススメです。
●しいたけ
しいたけはかさが開きすぎていない、肉厚なものがおいしいもの。
栄養は、ビタミンB1、B2、B6のほか、β-グルカンの一種
レンチンナンも含まれています。
生のしいたけにはエルゴステロールという成分があり、
干すことで栄養価がアップ。紫外線にあたると、ビタミンDに変化します。
●まいたけ
まいたけは、歯ごたえがよく、独特の香りとうま味を持っています。
とくに、免疫力アップによいといわれるβ-グルカンが豊富。
食物繊維、ビタミンB1、B2、ナイアシンに加え、カリウム、鉄なども含んでいます。
撮影/勝倉崚太