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レシピ
2012年9月2日の記事
旬の食材で子どもごはん【さんま】
旬の「さんま」を使って、子どもも食べやすい魚のおかず『さんまの竜田揚げ』を作りましょう!
今回は、栄養士の森野恵子先生に、
秋の旬魚「さんま」を使った『さんまの竜田揚げ』のレシピをご紹介いただきました。
身がふっくらとしておいしい!
「さんまの竜田揚げ」
【材料】(4人分)
さんま…4尾
さつまいも…1/2本
ピーマン…4個
A しょうが汁…小さじ1
酒…大さじ1
しょうゆ…大さじ2
砂糖…小さじ1
片栗粉…1/2カップ
揚げ油…適量
レモン(くし形切り)…適量
(1人分 525kcal)
【作り方】
1 さんまは三枚におろし(おろし方は下記「三枚おろしの方法」参照)、
1枚を4等分のそぎ切りにする。
中骨は尾を切り落とし、食べやすい大きさに切る。
2 ポリ袋に 1 のさんまの身、Aを入れて袋の口を閉じ、
10分ほど冷蔵室におく。
3 さつまいもはよく洗って皮つきのまま輪切りにし、
(大きいものは半月切りにする)水にさらしてアクを抜く。
ピーマンはひと口大に切る。
4 2 の袋からさんまを取り出し、汁けをふいて片栗粉をまぶす。
袋に残った漬け汁にさつまいもを漬ける。
5 フライパンに揚げ油を170度に熱し、4 のさんまを1分ほどカラリと揚げる。
さつまいもを 4 の袋から取り出し、汁けをきって片栗粉をまぶして
揚げる。
ピーマンも片栗粉をまぶして揚げる。
6 器に盛り、レモンを添える。
《森野先生の食育POINT》
さんまのメニューといえば、塩焼き……とお決まりのパターンになっていませんか?また、一尾魚が苦手というお子さんもいるのではないでしょうか。
そこでオススメしたいのが、今回のレシピ『さんまの竜田揚げ』です。
さんまを三枚おろしにして骨を取り除くので、子どもにも食べやすいおかずです。
おろした身は、漬けだれに漬けることでくさみを抑えます。
食べると、身がふっくら! 旬の味覚を、子どもといっしょに味わいましょう。
《食材メモ》
さんま
●栄養データ
良質のたんぱく質やDHA、EPAが豊富。脳の働きを活発にするほか、
血液をサラサラにして生活習慣病を予防。
亜鉛、カリウム、カルシウムなども含みます。
●おいしい「さんま」の選び方
・新鮮なものは口先が黄色っぽい
・目が澄んでいてにごりがない
・身がしっかり伸びている
●三枚おろしの方法
1: 頭を切り落とし、腹ワタを取り除く
頭を切り落とし、腹を開いて腹ワタを取り除く。
手にポリ袋をかぶせ、腹ワタを取り、そのまま裏返して
捨てれば、まな板が汚れない。
2: よく洗い、血合いを取る
腹の内側の骨についた血合いを包丁の先でゴリゴリと削って
取り除き、流水でよく洗う。
これでくさみを感じにくくなる。
3: 中骨を切り取る
中骨に添って、頭のほうから尾に向かって包丁を入れ、身を切り取る。
次に中骨を下にしてまな板に置き、
中骨の上側に添って頭のほうから包丁を入れ、身を切り取る。
4: 腹骨を切り取る
皮目を下にしてまな板に置き、腹骨に包丁を入れてそぎ取る。
小骨があれば骨抜きで取り除いておく。
三枚おろしの完成!
撮影/勝倉崚太