1958年生まれ。本名 杉山 桂一。
公立小学校で23年間教師を務め、退職後は、全国各地のPTAや市町村の教育講演、本の執筆に精力的に取り組んでいる。
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学校・まなび
小学1年生 2016年8月19日の記事
前回は、親野智可等先生に、
夏休み明けに備えてやっておきたい
「2.学習面のつまずきを修復する」について伺いました。
今回は、3つ目のポイント「3.学習面でちょっとした準備をする」
についてお聞きします。
親野 「『夏休み明けにどんな学習をするのかな~』
教科書をパラパラと見て、下準備をしておくことをおすすめします。
国語なら、カタカナ、漢字の学習が始まります。
カタカナも漢字も、ある程度、読めるようにしておくと、
いざ、書き方を習うときにすぐに覚えられます。
かるたや一覧表、お風呂用ポスターなどで、
楽しく遊び感覚でやってみるといいでしょう。
日本では、新しい文字の読み方と書き方を同時に習う
『読み書き同時学習』をしていますが、
本当は『読み先習』のほうがよいのです。
つまり、読み方を先にどんどん教えるのです。
読み方を知って楽々読める段階で書き方を習うと習得率が高いのです。
算数については、時計の読み方をやっておくとよいでしょう。
デジタル時計しかない、というご家庭は、是非、アナログ時計も用意してください。
子どもに自分用を買ってあげると、喜んで覚えようとします。
『知育目覚まし』などの商品もおすすめです。
これは、1~12の数字だけではなく、
1のところに5、
3のところに15、
12のところに60のように
分を数えるための数字が書いてあり、
『あ、1のところは5分なんだな』と分かるようになっています。
時計の読み方を生活に取り入れておくと、
授業で身につくスピードが全然違います。
是非、意図的に、遊びの要素を入れながら、
準備をしてほしいと思います」
これから学習することについて、楽しく遊び感覚で触れておくことが、 ちょっとした準備になるのですね。
次回は、「休み明けの新しい目標を語り合う」ことについて伺います。
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