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生活・しつけ
小学1年生 2014年6月25日の記事
「ママ友がいない」どうすればいいの?[6/25]
《ママ友のお悩み解決・1》子どもの友だちのママに、あいさつすることからはじめてみましょう。
日々子育てをしていると、ママ友との付き合い方について悩みを抱えることはありませか?
例えば……
「ママ友ができない」
「仲間外れにされた」
「苦手なママ友がいる」
そのようなお悩みを取り上げ、解決法をアドバイスしていきます。
子育てやママ友との付き合い方について講演なども行われている、子育てコーチの東ちひろさんにお話を伺いました。
●今回のお悩み内容 「ママ友がいません」
娘が小学校に入学しました。
でも、いまだに小学校でのママ友ができません。
幼稚園では何人か仲のいいママ友がいたのですが……。
どんなタイミングで、どのように声をかければいいでしょうか?
【東さんのアドバイス】
子どもの友だちのママに軽くあいさつすることからスタートしてみて
東 「子どもが幼稚園に通っていた頃は、送り迎えなどで親御さん同士が顔を合わせることが多いのですが、小学校に上がると接点がぐんと少なくなりますよね。
それは他の人も同じ。『ママ友がいない』と悩む必要はありませんよ。
ここから、ママ友を作るための簡単な方法をお伝えしますね。
例えば、小学校の参観日や運動会などのイベントで親御さんたちが集まるとき。
普段、お子さんから『○○ちゃん(友だちの名前)とよく遊ぶの』と聞いていれば、その友だちのママに『いつも○○(自分の子の名前)と仲良くしていただいて、ありがとうございます』と軽くあいさつをしましょう。
それだけで第一印象がよくなります」
相手のお子さんのいいところをほめてあげるのもGOOD!
東 「また、『○○ちゃん(子どもの友だちの名前)は、△△(自分の子ども)にいつも優しく声をかけてくれるんです』、『うちの子は、○○ちゃんのことが大好きみたいです』などと言って、相手のお子さんをほめてあげると気分がよくなり、会話がどんどん弾んでいくはずです。
そして、初対面のママと雑談するときは、自分ばかりがしゃべらずに“聞き役”に徹することも大切です。そうすると、相手の方も気持ちよく話すことができます。
ママ友とは、あくまでも“子どもを介しての付き合い”という認識を持ちつつも、仲良くなってきたら、子育ての悩みを相談し合ってもいいですね」
わが子より上の学年のお子さんを持つ先輩ママは相談役になってくれるはずです
東 「また、子どもと同じクラス、学年のお子さんがいるママ友を作ることだけにこだわる必要はありません。
PTAや地域の子ども会の役員を引き受ければ、他の学年のお子さんを持つ先輩ママとのつながりが広がります。
小学校に入学してからしばらくは、いろいろとわからないこと、不安なことが出てくるもの。わが子よりも学年が上のお子さんを持つ先輩ママに相談すれば、いろいろな情報、アドバイスがもらえると思いますよ」
初対面だと、どんな話をしよう……と話題を探してあせってしまいそうですが、あいさつからでいいんですね。ステキなママ友だちができますように!
プロフィール
幼稚園・小学校教員、中学校相談員、教育委員会勤務 (教育相談総括指導員)の経験を経て、「東ちひろマザーズセラピー」を主宰。心理学とコーチングの知識を活かし、子育てに関する電話相談や講演などを行っている。プライベートでは二児の母でもある。
著書:『男の子をぐんぐん伸ばす!お母さんのコーチング術』(メイツ出版)、『子どもが伸びる魔法のコーチング』(学陽書房)、『スペシャリスト直伝!教室で使える! ほめ方・しかり方の極意』(明治図書出版)など。
『東ちひろマザーズセラピー』http://www.kosodate-up.com/