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生活・しつけ
年長 2017年2月27日の記事
最近の子どもが苦手な和式トイレ、しゃがみ方の練習が重要!
《入学式直前! まだ間に合う学準備 その4》駅やデパートのトイレ、家の中でしゃがむ練習を
最近のご家庭では洋式トイレが多くなり、子どもによっては、和式トイレを
「見たことがない」
というケースも増えています。
その一方で、小学校のトイレは和式が多い。
和式トイレの使い方が分からなくて、学校で失敗してしまい 「学校のトイレに行きたくない!」 と言う子がいるという話も聞きます。
今まで経験のない和式トイレの使い方、子どもにどう教えたらいいのでしょう? 教育評論家の親野智可等先生にうかがいます。
親野 「和式トイレでの失敗の原因って何だと思いますか?」
ええっと……、何でしょう?
親野 「和式トイレを知らない子どもの場合、
和式便器の前の部分にある金隠しがうっとうしいのか、
後ろのほうにしゃがんでしまうんです。
その結果、便器の後ろにうんちやおしっこがはみ出してしまう。
それから、子どもによっては金隠しの上に座ってしまう子もいます。
あれが何なのかわからないんです」
ああ、なるほど。成功するか失敗するかは、どこにしゃがむかなんですね。
親野 「ポイントは足を置く位置なんです。
後ろの方で便器をまたぎ、そこでしゃがんでしまうからはみ出す。
お子さんの体格にもよるかと思いますが、だいたい真ん中ぐらいの
位置に足を置けば、それでOK。簡単なことです。
でも、知らないとできない。
練習方法も簡単です。
家で画用紙に和式便器の実物大の絵(上から見た図)を描いて、
足をどこにおけばいいのか印をつけてあげて、
しゃがむ練習をしてみればいいんです。
駅やデパートのトイレでちょっとしゃがむ練習をしてもいいですね」
しゃがむ練習くらいなら、すぐにできそうです。
そうして練習しておけば、学校の和式トイレも恐れる必要ないですね。
親野 「和式トイレの使い方も大切ですが、もっと大切なのは、
朝、家できちんとうんちをしてくること。生活習慣をつけることが
本当に大切です。
毎朝排便する習慣をつけて、すっきり出してから学校に行きましょう」
そうですよね。
学校で出すよりも家で出すほうがリラックスしてできますね。
学校でのトイレを失敗しないポイントはふたつ。
(1)和式便器のしゃがみ方を練習しておく
(2)毎朝、家でうんちをする習慣をつける
さっそく、子どものトイレ練習を口実に、おでかけしようかしら・・・・・・。
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