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小学1年生 2013年11月20日の記事

「いじめ」を考える

いじめの問題がクローズアップされています。私達にできることはどんなことなのでしょうか?

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「いじめ」については、親も、学校も、しっかりと向き合わなければならない問題だと思います。
 

今回は佐藤正寿先生のご体験からアドバイスをいただきます。
 
 

佐藤 「まだ教師になって数年のことです。
3年生を担任していたのですが、私のクラスの子で、他の学級の子どもからいじめを受けていた男の子がいました。
 
前兆は、その子どもの、『お腹が痛い。学校に行きたくない』という訴えでした。
それでも遅れて登校していました。
しかし、同じ状態が数日続いたので、『何かある』と母親が考えました。
じっくりと本人に聞いたら、『休み時間に他の学級の子たちが追いかけてきて、いじめる』と言います。
そのことを考えるとお腹が痛くなるということです。
 
とても優しい子でしたから、母親にも担任の私にも心配をかけまいと考えて、我慢していたのです。
その時、その子が本当にいとおしくなりました。
同時に担任としていじめに気づかなかった自分を恥じました。
 
この時には、先に述べたような取り組みをして、いじめはやみ、その子は立ち直りました。
(別記事思い込みで『いじめがある』と言うお母さんに対してをご覧ください)
私も母親もホッとしたものです。
 
2年後、私が転勤する時に、その男の子から手紙をもらいました。
『先生、あの時にぼくを守ってくれてありがとう! ぼくは大丈夫です。』
担任である自分が至らなかったのに、子どもはこう言ってくれる。
これから担任する子たちには、『いじめは絶対に許さない』という強い意志を持って学級経営をしなければと心に誓いました。
 
この子から特に学んだことがふたつあります。
ひとつは、親も担任も知らないところで、子どもが悩んでいる場合があるということ。
ですから時々、『困っていることやいやなことはない?』と聞いてみることが必要なのです。
小さいうちなら、素直に話してくれます。
 
もうひとつは、『今の自分でいいんだ』と自信を持たせることが大切だということ。
私はその男の子を4年生でも担任しましたが、常に励まし続けました。
自分に自信がついて、『ありがとう!』という手紙を書けるようになったのだと思います。
 
前述の手紙は今も大事にとってあります。
この手紙は、子どもを敏感に見ること、励ましを与えることがいじめを起こさせないために必要なのだということを教えてくれます。
そしてその教えは、お母さんやお父さんにとっても同じなのではないでしょうか」
 
佐藤先生、ありがとうございました。

 

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