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週末・その他
小学1年生 2012年9月1日の記事
☆携帯電話、低学年ではまだ早い?
《子ども向け携帯電話講座2》低学年の親の3割は、携帯電話を持たせたいと思っている
《子ども向け携帯電話講座1》では、
KDDI(au)、SoftBank、NTTドコモの3社に子ども向けにどのような携帯電話を出しているのか最新機種についてお話をうかがいました。
実際に、子どもに携帯を持たせている親御さんは、
どのような理由で購入を決めたのでしょうか?
KDDI広報室にお聞きしました。
広報室 「携帯電話を持たせたきっかけを
小学低学年の子どもを持つ親にうかがった調査結果(上位5項目)があります。
1. 子どもが巻き込まれる犯罪が増えたから
2. 災害時の緊急連絡手段として
3. 学習塾・習い事に通い始めたから
4. 夫婦共働きだから
5. 迷子になった等、携帯電話があればと思う経験があった
(12年7月度調査)
防犯や災害時の連絡手段として持たせたきっかけが大きいうえに、
通塾や夫婦共働きなど子どもが一人になる機会が出てきたことも、
携帯電話を持たせるきっかけにもなっています」
どんなポイントを重視して子ども用携帯電話を選んでいるのでしょうか?
広報室 「小学低学年の子どもを持つ親の端末購入重視点は、
以下の順位(上位9項目のみ)となります。
1. 月々の料金が安いこと
2. 電話機の購入価格が安いこと
3. 親と同じキャリアであること
4. 子どもでも簡単に使えること
5. 防犯機能が搭載されていること
6. 電話機の機能が制限できること
7. 子どもが使い易いサイズであること
8. 壊れにくく長く使える電話機であること
9. 子どもが飽きず長く使える電話機であること
(12年7月度調査)
料金や端末価格が安いことに加え、
防犯機能(GPS・防犯ブザーなど)や
機能を制限(通話機能のみ)することで、
子どもが安心して使える端末機能が望まれているようです。
また、電話機を長く使えるように
壊れにくいとか、
子どもが飽きないような端末であること、も必要条件となっています。
小学生の携帯電話普及率は、5.8%(11年12月調査)。
急激な需要の変化はないものの、普及率は徐々に高くなっています。
普及率上昇の直接的な原因は不明ですが、
小学生低学年の親の意識調査(全国)では、子どもに携帯電話を持たせたい割合は年々高まっており、
10年12月調査:28.0%
11年7月調査:30.6%
11年12月調査:30.6%
となっています。
子ども向け携帯を持ち始める年齢は
小学1年生が多く、
機種に限らず携帯電話を持ち始める学年については、
通塾などが始まる小学4、5年生からが多くなっています」
ありがとうございました。
防犯・防災の観点から、親も子どもも安心できるツールとして
子ども用携帯を検討してみるのもいいかもしれませんね。
ただし、携帯電話の学校持込については
許可されていない学校や届け出が必要な学校もあるようです。
学校に持っていく場合は、学校のルールに従って使用するようにしましょう。