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生活・しつけ
小学1年生 2013年8月21日の記事
★ひとつのことにしか興味がないのはいけないこと?
生き物にしか興味がない息子。ほかのことに興味が全然ないようで、このままで大丈夫か心配です。
「息子は生き物が大好き。その反面、ほかのことにちっとも興味を示さないのが心配です」
子どもが興味を持っているものは伸ばしたい。
でも、あまり興味がないものでも、嫌がらずにやってほしい。
悩ましいですよね。
佐藤正寿先生、どうしたらよいでしょうか?
佐藤 「生き物が大好きになるためには、きっと何かしらのきっかけがあったのでしょう。
たとえば、家族でよく自然の中で遊んでいたり、生き物の本が家の中にあったりというように。
その中で、お子さんは『あたりまえのように』生き物が好きになったのです。
『大好きなものがある』ということは、それだけで大きな『強み』です。
なぜなら、そこから知識がどんどん広がるからです。
たとえば生き物が好きなら、関係のある本や図鑑もきっと好きになると思います。夢中になって読書をすることでしょう。
それによって字も覚えますし、ほかの子に教えられるような知識も増えていきます。これは、『大好き』がもたらす波及効果です。
ですからお母さんは、息子さんがさらに興味を深められるように、波及効果をたくさん得られるように、本を買ったり、博物館に連れていったり、お話をしてください」
子どもが、どんどん「生き物博士」になっていくと話についていけるのか心配になりますが?
佐藤 「お母さんに生き物の知識がなくても大丈夫。インターネットには、子どもたちが興味を抱くような話がたくさん掲載されています。
たとえば、『全国子ども電話相談室』には、
「トカゲのしっぽは切っても何で生えてくるのか」
「コウモリはなぜ寝ているときに逆さなのか」
といった、子どもたちの疑問から生まれた『おもしろネタ』がたくさん詰まっています。私もクラスの朝の会のお話用によく利用しています」
ありがとうございました。
『全国子ども電話相談室』利用してみるとよさそうです。
●全国子ども電話相談室(アーカイブページ)
http://www.tbs.co.jp/kodomotel/main.html
また、学研グループでも「学研キッズネット」というサイトがあります。
自由研究や調べ学習ができる学習サイトです。
よかったらアクセスしてみてください。
http://kids.gakken.co.jp/
何でもバランスよくできる子もいますが、「これだけは誰にも負けない」という子もとってもステキです。
小さいうちに大好きなものに出会えるなんて、すごくラッキーなお子さんなんだと思います。