中央の枠の中に「Special」な絵を、「because」の後に、その理由を書いてください。
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【小学1年生】と【年長】ママのお役立ち情報を配信!
お役立ちシート
年長 2013年9月19日の記事
こんにちは、キッズパーティスタイリストの國谷典子です。
今年の猛暑は一体いつまで続くのかと心配しておりましたが、9月に入ると急に涼しくなりましたね。
草むらから聞こえる虫の音が、秋はもうそこまで来ているよ! と教えてくれました。
●秋と言えば「運動会」
最近は、運動会の開催日を秋から春へ移行している学校や幼稚園が多くなってきましたが、昔は運動会は体育の日と決まっておりました。
これは秋が他の季節よりも過ごしやすい季節だからでしょう。
そもそも体育の日は10月10日でした。
これは約50年前、日本で初め開催された、東京オリンピックの開会式が行われた日にあたります。
オリンピックとは世界最大のスポーツの国際競技大会です。
200を超す国や地域から世界中の精鋭選手が集い、日頃の練習の成果を競い合うのです。
またオリンピックと言えば、各国のメダルの数です。
確かに、金、銀、銅メダルの数で国の順位が決まりますが、オリンピックに出場する選手は並々ならぬ努力をしてきた選手ばかりです。
オリンピックの精神は「勝つことではなく、参加することに意義がある」と言う事なので、できれば全員に金メダルを受け取って欲しいですね。
私の息子達は、ベルギーのインターナショナルスクールでも、Sports Dayと呼ばれるスポーツ大会に参加した事があります。
競技内容は、障害物競争やスプーンリレーなどでしたが、終了後全ての子どもが表彰台に立ち、先生から首に金メダルを掛けてもらっていたのが印象的でした。
●東京オリンピック開催決定!
今月、2020年の夏季オリンピックが東京で開催される事に決まりました。
これにより、今までオリンピックの事を知らなかった子ども達も、オリンピックを意識するようになるでしょう!
オリンピックはスポーツの祭典の最高峰であるのと共に、最大の国際交流の場になります。
オリンピックに参加するのは、競技に出場する選だけでなく、選手をサポートする人、イベントに参加する人、翻訳や事務的な仕事をしてくれる人など、色々な人材です。
スポーツが苦手でも、人と話すのが苦手でも、自分の得意な分野を生かせば、誰だってオリンピックに参加することができるのです。
スポーツが好きな子どもは未来のオリンピック選手を目指しましょう!
英語や外国の文化に興味がある子どもは日本に滞在している外国人の通訳やお世話係を目指しましょう!
ダンスやパフォーマンスをする事を頑張っている子どもは、開会式に出場する事を目指しましょう!
目標を持つことは成功への近道です。目標のない道にゴールはありません。
自分の得意な事を知れば、オリンピックで活躍する夢が近づいてきますよ!
それでも私・僕には得意なものがない…なんて言うお子さんもいらっしゃるかもしれませんが、それは自分で気づいていないだけで、きっと何かあるはずです。家族みんなで見つけてあげましょう。
●子どもの「スペシャル」を讃えましょう!
これもベルギーのインターナショナルスクールでの経験なのですが、ある日、幼稚園で子ども達が可愛い絵を描いてきました。
その紙には「I’m special, because~」と書いてありました。
息子は英語が苦手でしたが、色々な国のお友達と仲良くしようとして彼なりに努力しておりました。
彼は英語以外に、運動も苦手でしたが、毎日倒れながらも自転車に乗る練習をしていました。
その努力が実った直後だったので、息子は紙に「I can ride a bicycle」と書き、堂々とクラスメイト全員の前で発表したのです。
↑息子が書いた「Special」シートです。
息子のように自転車に乗れるようになったお子さんは、自転車に乗ろうと頑張ったその努力が評価されるのです。
お友達がすぐにできるお子さんは、人が真似できない素晴らしい才能を持っているのだと思います。
いつもご飯を残さず食べるお子さんは、食べ物に感謝し物を粗末にしないと言う立派な心を持っておられます。
全ての子ども達がみんな「Special」であり、「No.1」な存在です。
誰かと比べての順位ではなく、この子はこれがあるから存在価値があると思ってあげてください。
全ての子どもがオリンピック選手になり、金メダルを獲り、スターになれるわけではありませんが、自分の得意な事を自他ともに誇示することにより、自分は特別な存在であると言う自信を子どもに持たせてあげて欲しいのです。
今回、そのためのシートを作りました。
ぜひダウンロードして、お子さんの「Special」を書いて、部屋に飾ってみてください。
「I’m special, because」この言葉を胸に、これからも頑張ってくださいね。
私のコラムはこれが最後になりました。
今までご愛読いただきました皆様に、心より感謝いたします。ありがとうございました。
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