1958年生まれ。本名 杉山 桂一。
公立小学校で23年間教師を務め、退職後は、全国各地のPTAや市町村の教育講演、本の執筆に精力的に取り組んでいる。
メールマガジン「親力で決まる子供の将来」は新聞、雑誌、テレビ、ラジオなど各メディアで絶賛され、教育系メルマガとしては最大規模を誇る。
著書多数。
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生活・しつけ
小学1年生 2018年1月22日の記事
今の社会は情報が溢れています。
特にスマホが普及してからは、その量が爆発的に増えました。
でも、情報というものは、増えれば増えるほど玉石混淆な状態になるものです。
つまらない情報ばかり読んでいる人と、意味のある有益な情報を積極的に取りにいく人とでは、大きな差が開きます。
子育て情報もスマホの中にどんどん入ってきます。
有益な情報を読んで我が身を振り返ったり、新たなことを試してみたりするのはとてもよいことであり、子どものためにもなります。
でも、それらの情報がかえって子育て中のママ・パパを大変にしてしまう側面もあります。
例えば、「叱ってばかりだと弊害があります」と書いてあるのを読めば、誰でも「なるほど。気をつけよう」と思います。
でも、決意したからと言って簡単に変われないことも多いわけで、しばらくすると同じことを繰り返してしまうということもよくあるはずです。
そこで、「私はなんてダメな親なんだ」と落ち込んでしまい、それがまたストレスになってしまうということもあるでしょう。
そして、そのストレスがまた子どもに向かってしまうということもあり得ます。
真面目すぎて、すぐ自分を責めてしまう人にはありがちなことです。
これは、その人自身の生まれつきの資質にもよることもありますし、親から受けたしつけによることもあります。
つい自分を責めてしまう人は、一度開き直ることも必要だと思います。
例えば、相田みつをさんを真似して、「つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの」と言ってみましょう。
もっと短く、「にんげんだもの」とつぶやいてみるのもいいですね。
同じく相田みつをさんの「おたがいになぁ 不完全 欠点だらけの にんげんですがね 」という言葉も素敵です。
親子ともどもお互いにしょうもない人間同士ということで、自分を許して子どもも許してあげてください。
自分で自分をほめてあげることも大切です。
「自分もけっこうがんばっている」とほめてあげてください。
「そもそも生んであげただけでもすごいことだ」と思ってみるのもいいでしょう。
仕事ではほめられても、子育てというのはあまりほめてもらえないものです。
子育てはしっかりやって当たり前と思われてしまいがちなのです。
旦那も奥さんもほめてくれません。
おばあちゃんおじいちゃんもほめてくれません。
先生もほめてくれません。
子どももほめてくれません。
だ~れもほめてくれません。
ですから、自分で自分をほめてあげてください。
最後にまとめです。
有益な情報を積極的に取りにいき、実践することは大事です。
でも、できないからと言って自分を責めないでください。
自分を許して子どもも許し、自分で自分をほめましょう。
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1958年生まれ。本名 杉山 桂一。
公立小学校で23年間教師を務め、退職後は、全国各地のPTAや市町村の教育講演、本の執筆に精力的に取り組んでいる。
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