「ひとりでできるよ!図鑑」
発行元 : 学研教育出版
定価(税込): 2,700円
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生活・しつけ
年長 2017年2月23日の記事
ほうきとちりとりの使い方は、おうちのお手伝いでマスターしよう
《入学式直前! まだ間に合う学準備 その2》覚えておきたい、学校で必須の掃除道具の使い方
小学校に入学すると、自分たちで教室の掃除をするようになります。
そのとき使う道具は、今ではあまり家庭で使われなくなった「ほうき」と「ちりとり」です。
フローリング用モップが普及し、家庭でほうきとちりとりを使うことが少なくなりました。ほうきの使い方がわからず困惑することがないよう、家庭でもほうきとちりとりを使った掃除を取り入れてみましょう。
入学準備から入学後のお子さんが、身の回りの生活習慣を身につけるのにぴったりな図鑑「ひとりでできるよ!図鑑」(学研教育出版)から、ほうきとちりとりの使い方についてご紹介します。
ほうきの使い方
1 柄の長さに合わせてほうきを持ちます。
長いほうきは両手でにぎり、短いほうきは片手でにぎると使いやすくなります。
2 ほうきを横に動かし、床の上をそっとなでるように静かにごみを一か所に集めます。
モップのように前へ押し出して使わないように、ほうきは横方向に動かすことを伝えましょう。
ほうきを大きく動かすと、かえってごみが舞いあがってしまうので注意しましょう。
ほうきを大きく動かすと、かえってごみが舞いあがってしまうので注意しましょう。
家庭ではベランダや玄関ポーチなどで、お手伝いの一環でほうきを使ってみるといいですね。
そのときに、次のことを注意するように伝えましょう。
・ほうきは振り回さないこと。
周りの人に当たってケガをさせたり、物に当たって壊してしまうことにつながります。
・ほこりが散らばってしまうのでゴミはたたかないこと。
ちりとりの使い方
ほうきで集めたごみは、必ずちりとりで集めましょう。
1 ちりとりを少し斜めにして床につけます。
2 ほうきではいて、ごみをちりとりに入れます。
ごみが一度に入りきらない場合は、ちりとりを少し後ろに引いて、再びほうきではいて残りのごみを入れます。
ひとりでほうきとちりとりの両方を使うのは、新1年生には難しいので無理をする必要はありません。
ほうきの係りとちりとりの係りに分かれてごみを集め、それぞれの道具の役割を理解することが大切です。
「綺麗になると気持ちがいいね」と前向きな言葉をかけながら練習させてみましょう。
掃除が終わったら、手を洗うことも習慣づけたいですね。
掃除については、教育評論家 親野智可等先生の「お子さん、ほうき・ぞうきんの使い方わかりますか?」も参考にしてください。