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週末・その他
年長 2013年4月24日の記事
☆動物園へ行くなら、午前・午後のどっちがおすすめ?
《子どもとレジャー『動物園・水族館をもっと楽しむ方法2』》動物たちが活発に動く午前中が狙い目!
今回は、子どもと動物園へ行くのにもってこいのおすすめの時間帯、持っていくとよいものなどをご紹介します。
●子どものペースで動物をじっくり観察
動物園へは、どんな時間帯に行くのがおすすめですか?
高岡 「午前中、できれば開園の直後がおすすめですね。朝、おなかを空かせた動物たちが寝室からパドックに出てきて、比較的活発に動き回ります。
午後になるとだんだん飽きてきてくるのか、まったりゴロゴロしていることが多いですね(笑)。
とくにライオンなどの夜行性の動物は、日中は昼寝をしている場合もあるので、なるべく朝のうちに行くことをおすすめします」
動物園に持って行くと、便利なものはありますか?
高岡 「双眼鏡があれば、役立ちますよ。遠くにいる動物も双眼鏡を使うと表情やしぐさをくわしく観察できます。
それから、カメラを持って来ている人が多いのですが、写真を撮るのに一生懸命になりすぎているんじゃないか、と感じることがあります。
写真で思い出を残すことも、もちろん大切ですが、お子さんと同じ目線に立って、一緒に動物を見て欲しいですね。お子さんが動物のどんなところに興味を持つのか、気づくことができると思います」
広い施設内を一周するために、ついつい大人のペースで急いでしまうことがあります。
高岡 「そうですね。大人は全部見ないともったいないような気持ちになってしまうのでしょうかね。大人よりも、小さなお子さんが、動物にジ~ッと見入っている姿をよく見かけます。
そして、お子さんが『もうちょっと見たい』と言っているのに、つい先を急いで無理に連れて行こうとしてしまうんですね。
『お願いだから、気がすむまで見せてあげて!』と、思ってしまいます。
お子さんが“自分なりの見どころ”を見つけて興味を持っていたら、じっくりつき合ってあげてほしいですね。
お気に入りの動物だけをとことん見て1日過ごすのも楽しいし、きっと心に強く残るはずです。
とはいえ、動物園や水族館は、子どものいいところを伸ばしてあげるのと同時に、マナーを教える場でもあります。
動物を見ているときに次の人が待っていれば、長時間立ち止まらずに場所をゆずってあげるなど、時と場合に応じたふるまい方も伝えたいものです」
次回は、動物を観察するときのポイントについてお話をうかがいます。どうぞお楽しみに!