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生活・しつけ
年長 2013年11月5日の記事
☆英語力をつけるため、5,6歳の今、できること
《5,6歳の英語教育 2 》 ドリルを使ってアメリカの小1レベルの単語力をつけたら、コミュニケーション力も鍛えましょう。
前回は、幼児期の英語教育について、「お遊戯中心の英語教室で、英語に親しむのもよい」というお話をお聞きしました。
5,6歳(年長~小学1年生)くらいの子どもであれば、どのような英語教育が適しているのか、引き続き、織井弥生さんにうかがっていきます。
●小1であれば、“グレード1” レベルの単語は理解できる
英語に親しむ1歩として、お遊戯中心の英語教室に通わせるのもよいというお話でしたが、もう少し成長して、5,6歳くらいになったら教育法を変えるべきでしょうか?
織井 「そうですね。小学1年生くらいになったらもう少し進んだ教育もできると思います。
・基礎的な語彙力をつける
・コミュニケーション力をつける
ということを意識してみてはいかがでしょうか。
英語を使う力をつけるには、まずはある程度の語彙力が必要です。
日本の小学1年生であれば、“グレード1” (アメリカの小学1年生)レベルの単語は理解できると思いますので、ドリルなどのペーパーを使って単語力をつけていけるとよいでしょう。
日本人は、案外基礎的な単語を積み上げるように覚えていくのが得意です。
子ども向けの英語ドリルなどは、楽しみながら単語を獲得していけるように工夫されていますし、アメリカやイギリスのドリルもおすすめです。
Amazonなどで、
『Language Arts Grade 1』
『Vocabulary Grade 1』
などと入れていただくと、海外の教材も購入可能です」
●英語を使ったやり取りで、コミュニケーション力をUPさせましょう
コミュニケーション力をつけるには、どのような方法がおすすめですか?
織井 「コミュニケーション力をつけるには、やはり実際に英語を聞いて、英語を話すことが重要です。
子ども向けの英会話教室などで、ネイティブの先生と会話をして、英語を使ってみましょう。
2つ目の言語を獲得するときによく言われていることなのですが、『言葉はまぜて話してはいけない』そうです。
例えば、国際結婚をしたご家庭で、子どもをバイリンガルにしたいと考えたとき、ママは日本語で、パパは英語というように役割分担を決めて、ミックスしないようにすると、きちんと言語が分類されて身につくのです。
この考えでいくと、ネイティブの先生が相手であれば、一歩教室に入ったら英語しか使えないため、切り替えることができてよいと思います」
ありがとうございました。
多くの大人が、学校で英語を学んできたのに話せないという失敗をしています。
子どもたちに同じ失敗をさせないために、その理由を次回織井さんにうかがっていきたいと思います。