- トップページ >
- 週末・その他 >
- 子どもに伝えたい! ひな祭りの由来
週末・その他
小学1年生 2017年3月3日の記事
子どもに伝えたい! ひな祭りの由来
七段飾りのひな人形の名前、行事食の由来などひな祭りの豆知識をお伝えします。
こんにちは、ママノート編集部です。
この週末、女の子がいらっしゃるママたちは、ひな祭りパーティを計画していらっしゃるかもしれませんね。
今回は、ひな祭りの豆知識や行事食をご紹介します。
ひな祭りとは、ひな人形を飾って、女の子の健やかな成長を願う行事で、「桃の節句」とも呼ばれます。
春の近づきを感じながら、毎年ひな人形を飾るのは楽しいものですね。
ママたちも、人形を飾りながらワクワクした思い出をお持ちだと思います。お子さんも、同じ気持ちでひな人形を見つめているかもしれません。
最近はスペースの問題もあって、七段飾りを飾るご家庭は少ないかもしれませんが、ひな人形についてお子さんとお話ししてみてはいかがでしょうか。
地域やメーカーによって少しずつ違いがありますが、一般的な七段飾りの人形をご紹介します。
【一段目・内裏びな】
お内裏様とおひな様のことです。
日本古来の並べ方は、向かって右にお内裏様、左におひな様でしたが、近年では国際マナーに即し、多くの地方で、向かって左にお内裏様、右におひな様を並べるようになりました。
【二段目・三人官女】
お内裏様、おひな様のお世話をする女性たちです。
それぞれお酒を注ぐ「銚子」、盃を載せた「三方」、お酒を注ぐ「長柄」を持っています。
中央で盃を持った女官長だけ眉毛がありません。これは、昔は結婚した女性は「引眉」と言って、眉毛を抜いたり剃ったりする風習があったためなんです。
【三段目・五人囃子】
読んで名の通り、お囃子を演奏する人たちです。
向かって左から、「太鼓(たいこ)」「大鼓(おおかわ)」「小鼓(こつづみ)」「笛(ふえ)」を持っていて、一番右の人は歌をうたう「謡(うたい)」と呼ばれています。それぞれ表情も違いますよ。
【四段目・隋身(ずいじん)】
お内裏様の家来で、向かって右が白髪の「左大臣」、向かって左が「右大臣」。右と左・・・ちょっと紛らわしいですね。
【五段目・三仕丁(さんじちょう)】
さまざまな雑用をする人たちです。
向かって左から、頭にかぶる笠を竿の先につけた「台笠」、履物を置いた「沓台」、日よけの「立傘」を持っています。
【六段目・七段目】
たんす、鏡台、茶道具、かごや御所車など、嫁入り道具を置きます。
よく見てみると、一つ一つの人形の表情や持ち物が違い、それぞれに物語があって楽しいですね。
続いては、ひな祭りに欠かせないものの由来をご紹介しますので、お友達やおじいちゃんおばあちゃんを招いて、ひな祭りパーティーを開き、それぞれのひな人形の違いなどと一緒にお話ししてみてはいかがでしょう?
【ひなあられ】
関西風は「あられ」、関東風は「ポン菓子」と違いはありますが、使われている4色は、四季を表しています。
【ひしもち】
桃の花を表す赤、雪を表す白、春の草を表す緑の3食のお餅です。それぞれに、健やかな子に育ってほしいという願いが込められています。
【はまぐりのお吸い物】
はまぐりは、同じ貝の貝殻としかぴったり合わないことから、相性の良い結婚相手と結ばれて、仲睦まじく過ごせるように、という願いが込められています。
3月3日は子どもたちの成長をお祝いする、すてきな1日になるといいですね。
あわせてこちらもどうぞ