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学校・まなび
年長 2013年12月19日の記事
☆学習面から生活面まで、学校生活への不安を解消!
学習塾の入学準備って、どんなことするの?
小学校入学が近づくにつれて、「うちの子、まだひらがなが書けない!」「じっと席についていられるかな?」などと、心配になるお母さんも多いのではないでしょうか。
特に小学校の学習指導要領の改訂後は、学校の授業が難しくなっているという話も耳にします。
最近では、小学校の入学準備として、講習などを行う学習塾も多いのだとか。
とはいえ、まだ入学前の子に学習塾がどこまで必要なのかと、ちょっと疑問に思うのも正直なところです。
そこで、今回は小学校の学習事情や入学準備の必要性などについて、学研教室事業本部の小野有紀子さんにお聞きしました。
●小学生と過ごすことで、学ぶ姿勢や集団ルールが身につく
このところ、小学校の入学準備コースなどを目にするようになりましたが、そもそも勉強以前に、座っていられるかが心配という子でも通えるんですか?
小野 「例えば学研教室の場合では、ほかの友だちや小学生の年上の子たちといっしょに学習するので、お兄さん、お姉さんたちの様子を見ているうちに、自然と机に向かう姿勢が身につきます。
それだけでなく、先生や小学生といっしょに過ごすことで、集団ルールを学ぶと同時に、言葉数の豊かな会話に触れながら、話を聞いたり、自分の言いたいことを伝えられるようになります。
このような力はすべて、基礎学力の土台となる、大変重要な要素です。
学習塾というと、勉強するところというイメージが強調されますが、学研教室の先生は、教室の行き帰りのあいさつや忘れ物などのしつけ面もしっかり指導して、学習の身じたくなど、勉強以外での学校生活で必要なことも身につけられるような配慮がされています」
なるほど。勉強をしにいく塾というよりも、入学までに必要なことを身につけられる場所と考えて、気軽に利用するといいのかもしれませんね。
●量が増えて難しくなった小学校の学習にそなえる
でも、やっぱり学習塾は、入学してからでも間に合うのでは、と考えてしまいます。
小野 「2011年の学習指導要領の大幅な改訂で、小学校の学習内容が増え、教科書にして算数で33%、国語で25%もページが増えており、内容も難しくなっています。
それに対して、授業時間は学習内容の増え方に見合う程には確保されておらず、授業のスピード化が懸念されている状況です。
また今の教育では、知識や技能を身につけるだけでなく、それらを活かして考え、説明したり、自分の言葉で表現したりする力が求められています。
この力の土台になるのが『基礎学力』です。
しっかりした基礎を築くためには、入学前から言葉を増やしたり、数や図形にふれる体験を積み重ねるなどの『学習の土台作り』が大切になってきています。
学研教室では、このように難しくなった小学校の学習にそなえ、考える力を伸ばしながら、教科学習の基礎をしっかり学べるようになっています」
●「もじ」「かず」「ちえ」の3領域の学習で、教科学習の土台を作る
まだひらがなもよく書けない、という子でもだいじょうぶなのでしょうか?
小野 「もちろんです。初めて文字を書くことに挑戦する子は、教材を使って楽しくなぞり書きすることから始めます。
一文字ずつ、しっかり練習するので、筆順や字形なども正しく身につけることができますよ。そして徐々に語いを増やし、文の読み取りまでつなげていきます。
この『もじ(国語)』に加え、算数の『かず』、論理的な思考力を養う『ちえ』を合わせた3領域をバランスよく学習することで、教科学習の基礎をしっかり学ぶことができます」
こうした場を活用して、学校のようにみんなで机に向かったり、文字や数にふれるという体験ができれば、親子とも入学後に戸惑うことも少なくなりそうですね。
小野さん、ありがとうございました。
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