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生活・しつけ

2013年12月16日の記事

親野智可等 連載コラム 「ママも小学2年生」 第18回

第18回 標語を使えば勉強も安全も生活もばっちり

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●標語は大切なことを思い出させてくれる
 
「何度言ったらできるの?」
これは、親であるみなさんが非常によく口にする言葉だと思います。
 
本当に、子どもは同じことを何度言われてもできないものです。
というより、実は、子どもだけでなく大人でもそうですね。
 
もっと言えば、人に言われたことでなく、自分で決意したことでも、なかなかできるようにならないものです。
それが人間というものです。
 
そういうわけで、大切なことを忘れないために「飛び出すな 車は急に 止まれない」などの標語が作られて、活用されているんですね。
 
 
●算数標語で心に刻む
 
私は、こういった標語を子どもの指導にもっと積極的に取り入れるといいと思います。
勉強に関しても、生活に関しても、いろいろ活用することができます。
 
例えば、2年生で習う勉強の1つに足し算の筆算がありますが、子どもたちは繰り上がりをしっかり書かなくて間違えることがよくあります。
 
私は、それを防ぐために、「繰り上がり しっかり書けば ミスが減る」という算数標語を作りました。
 
これを教室に貼って、子どもたちに何回か唱えさせて心に刻ませました。
すると、子どもたちは筆算をするときにこれを思い出して、楽しく唱えながら問題を解きました。
 
 
●漢字標語で漢字もばっちり
 
算数では他にも次のような標語があります。
 
「おぼえよう 1メートルは 100センチ」
「リットルは デシリットルの 10ばいだ」
 
「リットルは ミリリットルの 1000ばいだ」
「おぼえよう 午後の1時は 13時」
 
 
国語の漢字では次のような標語があります。
 
「馬に乗り たて・よこ・たてと すすみましょう」
※「馬」という字の書き順は、はじめに縦・横・縦で始まります。
 
「気をつけて ノから始めて 丸を書く」
※「丸」という字の書き順は、第一画目が「ノ」です。
 
「いとへんの 第六画は 小さめに」
※「紙」や「絵」などの糸偏の第画は小さめに書きます。
 
 
●生活標語・安全標語
 
子どもたちはテストの見直しをサボってあとで後悔します。
そこで、テストの見直しを促すために次のような標語を作りました。
 
「見直しを すれば 百点 近づくぞ」
「見直しを サボってあとで ずっこける」
「けん算を すれば十点 増えるなり」
 
また、答は合っているのに単位を間違えて減点されることもよくあります。
それを防ぐために、次の標語が効果的です。
 
「単位ミス 答え合っても 点がへる」
 
 
安全や生活の面では次の標語が効果的です。
 
「かしこい子 あぶない道は 通りません」
「かしこい子 うがい手洗い カゼふせぐ」
 
「ごめんねが 言えないままで つらいまま」
「正直に 言えばすっきり 許される」
 
 
●親子で楽しみながら一緒につくってみよう
 
こういった標語は親が作って教えてあげてもいいですが、できたらお子さんと触れ合いながら一緒に作ってみてください。
 
標語を一生懸命考える過程で内容が記憶に残りますし、意識が高まるので守ろうという気持ちも強くなります。
 
なお、標語は五七五がリズミカルで覚えやすいのですが、「注意一秒 ケガ一生」などのように印象に残るものなら必ずしも五七五でなくてもいいでしょう。

 

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