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小学1年生 2014年5月14日の記事

日焼け止め、帽子、衣服はどんなものを選べばいい? [5/14]

《子どもの紫外線対策・後編》 日焼け止めは親子で使えるタイプがおすすめ

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前回は基本的な紫外線対策について、佐藤皮膚科小児科クリニック佐藤徳枝先生にうかがいました。 
 
では、紫外線対策の必需品である日焼け止めや帽子はどんなものを選べばいいのでしょう。 
引き続き佐藤先生にうかがいます。 
 
 
●重ね塗りをし、2~3時間ごとに塗り直すのがポイント 
 
日焼け止めには、どんなものを選べばよいでしょう? 
 
佐藤 「日焼け止めクリームなどの表示にあるSPFとは、UV-B(皮膚がんや日焼けの原因になり、特に人体に有害と言われている紫外線)を防ぐ効果のことで、15~50+の数字で表わされています。 
 
SPF 50+』とは、SPF50よりも高い効果があることを表しています。 
 
もうひとつPAという表示は、UV-A(将来的に皮膚のシミやシワができる原因になる紫外線)の予防効果で、『』~『++++』までの4段階で効果が表されます。 
SPFは数字が大きいほど、PAは+の数が多いほど効果が高くなります。 
 
子どもの場合、日常生活ではSPF2030、PA++程度のものを、海やプール、山などに出かけたり、戸外に長くいる場合はSPF3050、PA+++++のものを選ぶとよいでしょう。 
 
肌への負担の大きい『紫外線吸収剤』を使っていないものであれば、子ども向けでなくても大丈夫。むしろ日焼け止めクリームは酸化しやすいので、大人も子どももいっしょに使える低刺激タイプのものを選び、品質が劣化する前に1シーズンで使い切ってしまうのが理想的です。 
 
塗り方のポイントはありますか? 
 
佐藤 「クリーム状の日焼け止めはパール1個分、液状の場合は、1円硬貨1個分を手のひらにとって、額、鼻の上、両ほほ、アゴに分けて置いて、そこからていねいに塗って延ばします。その後、もう一度同じように重ねづけをします。 
 
腕や脚などは、容器から直接、直線を描くようにクリームを出してつけ、手のひらでらせんを描くようにムラなく伸ばします。 
低学年の子は自分で塗るのは難しいですが、少しずつ子どもに塗らせて、足りないところをお母さんが塗り足すなどしていって、じょじょに自分で塗れるようにしていくといいですね。 
 
外出の30分前には塗るようにし、23時間ごとに汗や汚れを落としてから塗り直しましょう。 
 
そして意外に忘れがちなのが、日焼け止めをしっかり落とすこと。夜は、お風呂に入って石けんを泡立てて肌をやさしくなでるように洗いましょう」 
 
 
〈親子で使える日焼け止め〉
 
 

■花王 「キュレル UVローション SPF50+」60ml 1,600円(参考価格) 
http://www.kao.co.jp/curel/uv/

 

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SPF50+ PA+++ 
紫外線吸収剤無配合。SPF値が高いので、海や山など、戸外へのお出かけに最適。さらっとなじんで伸ばしやすい乳液タイプで、乾燥や赤み・ほてりなど、紫外線による肌ダメージも防ぎます。

 
 

■常盤薬品工 「ノブ UVローションEX」35ml 2,000円(本体価格) 
http://www.nov.jp/

 

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SPF30 PA++ 
敏感肌やアトピー肌の人も安心して使えるよう、臨床皮膚医学にもとづいて、皮膚科の医師の協力によって開発。紫外線吸収剤不使用で、石けんで洗い流せるのもうれしい。顔・からだ用。 
 
 
●帽子はつばの広さが7cm以上のものを 
 
紫外線対策には、帽子や長袖衣類も重要とのことですが、どんなものを選べばいいでしょうか? 
 
佐藤 「帽子は、つばの広さが7cm以上あるものが、眼への紫外線の影響を軽減し、首筋の日焼けを防ぐ効果があります。 
 
衣服は、タンクトップやランニングのような肌の露出が大きいものは避けましょう。海や山など、紫外線が特に強い場所では、長袖のシャツやパーカをはおるのがおすすめですが、日常生活の外遊びでは、半袖の服でもOKです。 
 
衣類の中には、生地のUV加工をうたっているものもありますが、汗を吸い取り、通気性のある素材であれば、とくにこだわらなくてもよいと思います。 
 
砂浜などで遊ぶときは、水着の上にTシャツやパーカ、ケープなどをはおること。最近はサーフィンなどで日焼けや擦り傷防止、保温のために着用されているラッシュガードの子ども用も出ているので、水着として選ぶのもおすすめです」 
 
 
〈紫外線防止に効果的なウエア類〉
 
 

■エポカル 「NEWメッシュ3WAY UVカット帽子」4,000円(本体価格) 
http://www.epochal.co.jp/

 

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つばの広さは6.9~7.7cm(サイズによって異なります)。後ろつばだけ下げて、フラップ型にしてかぶることもできる子ども用のUVカット帽子。特殊セラミックを繊維に練り込んだUVカット素材を使用しているので、洗濯などで効果が落ちることがなく、肌への刺激などの心配もありません。 
 
 

 

■ニッセン 「ラッシュガードジャケット」1,990~2,290円(本体価格) 
http://www.nissen.co.jp/sho_item/regular/1110/1110_37021.asp

 

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長袖タイプで、着脱しやすいジャケットタイプ。紫外線を防ぐなら、濃い色がおすすめ。長時間岸辺や水の中にいるときは、肩などに日焼け止めを塗ると紫外線防止効果がよりアップします。 
 
佐藤先生、ありがとうございました。 
 
日焼け止めやウエアでしっかり紫外線対策をしながら、暑い季節を元気に過ごしましょう!
 
 
※ 価格はすべて本体価格です。購入の際は消費税が加算されます。 
※ 商品はすべて2014年5月現在での情報です。

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