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レシピ
2012年10月20日の記事
旬の食材で子どもごはん【長いも】
旬の「長いも」を使って、体にやさしい和風おやつ『長いもの抹茶蒸しケーキ』を作りましょう!
今回は、栄養士の森野恵子先生に、秋野菜の「長いも」を使った『長いもの抹茶蒸しケーキ』のレシピをご紹介いただきました。
すりおろした長いもを生地に入れて、もっちり食感に!
「長いもの抹茶蒸しケーキ」
【材料】(直径6.5cmのマフィンカップ8個分)
長いも…150g
薄力粉…200g
ベーキングパウダー…小さじ1
抹茶…小さじ1
砂糖…80g
サラダ油…小さじ2
(1個分 156kcal)
【作り方】
1 薄力粉、ベーキングパウダー、抹茶は万能こし器などでふるっておく。
2 長いもは皮をむき、50gは1cm角の角切りにし、残り100gはすりおろす。
3 ボウルに 1 、砂糖を入れて混ぜ、 2 のすりおろした長いもを加えて
さっくり混ぜる。
粉っぽいところから水1/2カップを少しずつ足して混ぜ、
さらにサラダ油を加えてよく混ぜ合わせる。
4 2 の角切りにした長いもを飾り用に少量取り分け、残りを 3 に加えて混ぜ合わせる。
5 紙のマフィンカップを8個用意し、4 を等分して流し入れる。
飾り用に残した角切りの長いもを表面にそれぞれのせる。
6 5 を蒸気の上がった蒸し器に入れ、中火で10分ほど蒸す
(またはラップをして電子レンジ〈500W〉で2分30秒~3分加熱してもよい)。
生地に竹串を刺して、生地がついてこなければ火を止め、粗熱をとる
(電子レンジで一度に8個加熱する場合は、置く場所を移動して
さらに1分ほど加熱し、中までしっかり加熱する)。
《 森野先生の食育POINT 》
長いもは、滋養強壮によい食材です。でんぷん分解酵素のアミラーゼがでんぷんの消化をサポート。
さらに、粘り成分のムチンも胃壁の粘膜を保護して、たんぱく質の消化、吸収をよくします。
今回のメニュー「長いもの抹茶蒸しケーキ」は、すりおろした長いもを生地に使った、和風おやつです。
もちもちとした食感と抹茶の香りを楽しんでくださいね!
《 食材メモ 》
長いも
●栄養データ
主成分はでんぷん。でんぷん分解酵素のアミラーゼが消化を助けます。さらに、粘り成分のムチンがたんぱく質を効率よく消化、吸収させ、体力を増強。
●おいしい「長いも」の見分け方
・表目にハリがあり、皮がなめらかで傷のないもの
・細かいひげ根がついているもの
・重みのあるもの
●おいしさをキープする保存方法
・常温保存
新聞紙で包み、風通しのよく冷暗所で保存しましょう。
切ったものは切り口にラップをし、冷蔵室で保存を。
・冷凍保存
長いもは皮をすりおろし、冷凍用保存袋に入れて冷凍する。
必要な量だけポキンと折って使いましょう。
撮影/勝倉崚太