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2012年9月1日の記事

☆災害に備えておきたいポイント(家族でできること)

《防災を考える2》決めごとを作ろう。防災訓練、体験を一緒にしよう。

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9月1日の防災の日に合わせて、家族でできる防災のポイントについて考えてみたいと思います。


危機管理アドバイザー国崎信江先生にうかがいました。

国崎 「災害が起こったら…というようなことは、できれば考えたくないことですが、いつか家族の身に起こること、という気持ちで、備えておくことです。


たとえば、登校途中、帰宅途中などに災害が発生した場合、学校に戻った方がよいか、自宅に帰った方がよいか、子どもたちでは判断に迷うところです。
この点について、是非家族で話し合って決めごとにしておいてほしいと思います。


家族での決めごとを作っておく ということです。


たとえば、地震が起きたら、海の近くなら高台に避難するとか、ここより手前なら学校に戻るとか。
決めごとにしておけば、子どももどうしたらよいか判断できますし、親も子どもの行動が読めるので、子どもがどこにいるのかだいたいの予測ができ、親の不安も少しは減ります。


そして、『生きていれば必ず会える』ということを子どもに伝えてあげてください。
『お父さん、お母さんは必ず生き抜くから』
『必ず迎えに行くから』と。
その言葉で、子どもは迎えを待っている間の不安が小さくなり、自分の安全について考える余裕が少しできてきます」


学校では、定期的に避難訓練をしていますが、家族でも訓練をする必要がありますか。


国崎 「はい、是非家族でもやってみてください。
ポイントは、
家族でも訓練や体験をしよう
ということです。


今、地震が起きたらまず何をするか、揺れがおさまったらどこに逃げるか、など、具体的に話し合っておくことが必要です。
家庭での訓練なのに、学校の延長のような感じでやると子どもも嫌がりますし、興味を示さないと思いますので、連休などを利用して、防災センターでの体験学習を親子でするのはどうでしょうか。

暗闇体験
煙体験
揺れ体験
暴風体験

などができる施設が全国にあります。
うちは旅行に行った際に、近くの防災センターに立ち寄るなどして、家族で体験しています」


災害は、起こってほしくないことではあるけれど、防災について、家族できちんと話し合っておくことが大切ですね。


国崎 「考えると不安になるし、怖いと思いますが、不安になる気持ちを少しでも軽くし、心から安心して過ごすためにも備えは万全にしたいところですね」


防災について家族で話し合い、防災体験や訓練を一緒にする機会を持ちましょう。


国崎先生、ありがとうございました。

 

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