●教育評論家 親野智可等からママへアドバイス
今回のクイズのケースのように、「みんな持ってるから」と、子どもが誰かを引き合いに出してオモチャをねだったとします。
なぜ、「みんな持ってる」という言い方をしたのか、子どもの気持ちを考えてみてください。
子どもとしては、「こうでも言わないと聞いてもらえない」「欲しいというだけではわかってもらいえない」と感じたのかもしれませんね。
たとえ買ってあげられないときでも、「あれもおもしろそうだね」「欲しくなるよね」などとたっぷり共感してあげてから、買えない理由を説明してあげましょう。
子どもは、ママに「欲しい気持ちをわかってもらえた」ことで気持ちが満たされるのです。
子育てでは、子どもに対して『共感的でいること』がとても大切です。
子どもが「ママは僕のことがわかってくれている」と感じられれば、親を信頼できるようになります。