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小学1年生 2012年8月1日の記事

子どもを伸ばすレジャー・旅のポイント

《旅行のプロからアドバイス 3 》子どもをレジャーや旅行の準備から参加させましょう!

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夏休み、親子でせっかくレジャーや旅行をするなら、
子どもの成長に役立てたいものです。
小学5年のお子さんを持つ、
ママ旅行ジャーナリスト村田さんに、
子どもを伸ばすレジャー・旅行についてお話をうかがいました。

村田さんはお子さんが小学1年のとき、どのような旅を親子でしましたか?




村田 「私は、息子といっしょに
『すごい!』『大きい!』『驚いた!』と、見て、感じて
興味を持つ旅を中心にしていました。
頭で考えるよりも五感で学ぶような旅ですね」




中でも、どんな旅が印象に残っていますか?


村田 「親子で北海道のトマムへ旅行したときは、
息子といっしょに雲海を見たり、川下りをしたりして
自然と親しむ体験をしました。
息子は雲海を見て『雲を食べてみたい』と手を伸ばしていました(笑)。

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また、息子といっしょに乗った和歌山県の和歌山電鐵の
『たま電車』も印象に残っています。
電車の外装や車内の内装がかわいらしく、
子どもも、大人もわくわくするデザイン性あふれる列車でした」

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レジャーや旅を通して、子どもを伸ばすポイントを教えてください。




村田 「『親の計画した旅に子どもがついていく』のではなく、
子どもも年齢に応じた形で参加させることで、
知識形成につながります。


例えば…
●『旅行の準備をしよう』と、いっしょに持って行くものを選ぶ
●『行き先はここだよ』と、いっしょに地図を見る

このような、ちょっとした声かけをして、旅行の準備から親子で楽しんでください。


さらに旅先では、日ごろの勉強を活かした質問をしたり、
子どもが疑問に思ったことを帰ってからいっしょに調べたりするのもいいですね。

例えば『電車はあと何分で来るかな?』と質問すると、
子どもは時刻表と時計を見比べて、計算をします。
算数の勉強につながりますね。

また、旅先で子どもが羽の黒いトンボを見つけ、
『このトンボはなんていうの?』と聞かれたのですが、
私もわからないことがあったんです。
そのときは、写真に撮って、家に帰ってから調べることにしました。
帰宅してから子どもといっしょにネットや図鑑で調べたのですが、
トンボの名前を知るということ以外にも、
『わからないことはどうやって調べたらいいか』という学びにもなります。

旅は、帰ってきてからも楽しめるんですよ」



村田さん、ありがとうございました。
みなさん、お子さんといっしょに親子のレジャーや旅を楽しんでくださいね!

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