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生活・しつけ
年長 2014年7月14日の記事
「しからずにすむ子育て」って?
『ママも子どもも悪くない!しからずにすむ 子育てのヒント』をご紹介!
こんにちは、㈱学研教育出版の猿山智子と申します。
わが子に、ついイライラ…!「そんな悪い子、キライ!」と言ってしまう、子どもをイヤと思ってしまう、うまくいかないことを自分のせいにして、悩んでしまう……こんなこと、ありませんか?
「あるある!」とうなづいている方は多いのではないでしょうか。
でも、
子どもがダメなんでもない!
あなたがダメなんでもない!
のです!!!
悩めるママの心が少しでも軽くなるような新刊、
『ママも子どもも悪くない!しからずにすむ 子育てのヒント』をご紹介します。
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著者の高山恵子先生は、臨床心理士で、全国で親向けのセミナーを多数行っています。この本は、そこで反響の大きかった内容をまとめた、とっておきのヒント集です。
多くのお母さん方に会い、高山先生がいつも感じているのは、
あなたはダメではないし、母親失格でもない!
その行動がそのとき悪いだけ、やり方がわからなかっただけ…。
子どももママも悪くない。「誰も悪くない!」
ということ!
子どもの行動には、必ず理由があります!
無意識に行っている自分の行動を振り返りながら考えてみましょう。
たとえば…
●何度言っても、片付けない!
→視点を変えてみましょう。実は単に聞こえていないだけなのかも。 ついうっかりしてしまったのかも。 指示の意味がわからないのかも。…と、子どもの立場になって考えれば、かかわりも違ってきませんか?
●なかなか言うことを聞かない!
→「あなたは本当にダメな子ね!」と、子どもの存在も行動も一緒にしてしかるのではなく、あなた(子ども)はOKだけど、「行動がだめだよ」、「○○したらダメだよ」と伝えましょう。
●選んでほしくないお菓子を選ぶ
→自分の想定外のことをされて思わずイラッとしてしまうことがないよう、「この3つのなかから1つ選んでね」など、最初に条件を伝えてみましょう。
●ハグしようとしたら拒否されて悲しい…
→化粧品の香りがイヤ、セーターのチクチクがイヤ、ということも。もともと敏感なお子さんの場合は、「1秒握手!」や、「大好きよ」という言葉かけなど、ハグ以外の愛情表現でも、十分伝わります!
●ついほかの子と比べてしまう…
→「○○ちゃんと比べて…」「おにいちゃんのときはこうだったのに…」と、つい言ってしまいそうですが、比べるなら、その子のちょっと前の姿と比べましょう。乳幼児期の成長は目覚ましいもの。成長の軌跡に注目すると、自然にプラス面が見えてきます。
……などなど。日々悩むお母さんへ、目からうろこのヒントがいっぱいの本です。ぜひ、ご覧ください。
『ママも子どもも悪くない!しからずにすむ 子育てのヒント』
● 著/高山恵子(NPO法人えじそんくらぶ代表・臨床心理士)
●判型/四六判●本文/128ページ(オール2色)●定価/1,200円(本体)+税
具体的な12の場面を取り上げ、三択式で考えていきます。
選択肢ABCの順に、どうしたらもっと子どもとママのかかわりが楽になるかを、ていねいに解説します。