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生活・しつけ

2012年6月29日の記事

言葉かけに自信のないママたちへ

言葉かけは、成功と失敗のくり返し。親だってそうして自信を持っていくものです。

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強い口調で問い詰めたり、厳しく叱ったりした時
言い過ぎたと思って自己嫌悪に陥ったり…。
自分が言ったことを子どもが素直に受け入れてくれる時もあれば、
かたくなに拒否する時もあって、
いちいち子どもの反応に一喜一憂してしまう。
言葉かけに悩むママたちに
佐藤正寿先生からメッセージをいただきました。

 
 
佐藤 「教師の場合も家庭と同じように
『言葉』が子どもたちとの一番のコミュニケーション手段です。
私が教師になりたての頃は、「言葉」でよく失敗をしたものでした。

 
ある時、失敗した子どもを問い詰めて、
『君が正直に言うまで許さない』
などと厳しく叱ったことがありました。
しかしそのあと、自分には素直に答えてくれなかったその子どもが、
隣の学級の先生の理解ある言葉かけで、素直に自分のことを話したのです。
この時は本当にショックでした。
『教師の言葉かけを勉強しなくてはいけない』と痛感し、
それをきっかけに本もかなり読みましたが、
一番学んだのは子どもたちからでした。

 
意図的に言葉かけをして子どもたちの様子を見ました。
うまくいけば『言葉かけの原則』として記録し、
ダメだった時にはどうすればいいのか考えました。
ですから、私にとっての『言葉かけの先生』は、担任した子どもたちです。

 
このことは家庭でも同じだと思います。
うまくいったら、それがその子に対する言葉かけの原則になります。
失敗をしたら別の方法を考えればいいのです。
そのくり返しで親も自分の言葉かけに
自信を持っていくのだと思います。

 
私は『失敗大歓迎』と思っています。
これは親の場合も同様です。
肩の力を抜いて、『失敗してもいい』という気持ちで
娘や息子に言葉をかけましょう。
意外とそれくらいゆとりがあるほうが、
うまくいくかもしれません」

 
 
言葉かけは成功と失敗のくり返しで、
正解なんてないのですね。
気負わず言葉かけをしていきましょう。

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