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生活・しつけ

年長 2013年9月18日の記事

☆「左利き」は矯正しなければいけないの?

「左利きだと先々困ることがある」と言われたことがあるのですが、左利きを直さないとこの先不便でしょうか?

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「長男が左利きです。お箸も鉛筆も左で持っています。
今のところ不便なことはないのですが、小学校で困る点はありますか」

 
昔は、左手に包帯を巻いて右利きに矯正した……なんて話を、お姑さんから聞いたことがあるのですが、左利きで困ることってあるのでしょうか?
 
佐藤正寿先生にお聞きしました。

 
 
佐藤 「困ることはほとんどありません。ただし、新しい道具を使う場合には右手で使わせてみるのもいいでしょう。
 
昔であれば、『左利きだったけど、右利きに矯正させられた』という話がよくありました。しかし、今は左利きのまま文字を書いたり、お箸を使ったりすることがほとんどです。
 
私の学級にも毎年大体2~4人、左利きの子がいました。字も上手に書きましたし、野球の時にはサウスポーが武器になっている子もいました。
 
はさみなどの生活道具も左利き用がある今では、大人が意識するほど、子どもは左利きの不便さを意識していません」
 
 
そうですよね。大人でも左利きの人はたくさんいますが、それほど不便だと言う話は聞きません。

 
 
佐藤 「実は私の二女も左利きです。特に不便は感じませんでした。
ただ、リコーダーや習字の学習では、周囲と同じように右手で挑戦していました。
 
このように、新しい道具を使う場合には、その子が使いやすいほうを選べばいいと思います。
 
あえて不便さがあるとすれば、教師の指示が右利きを基準に考えられていることです。

 
たとえば、授業で『教科書は左に、ノートは右に置きましょう』と指示がよく出ます。これは右手で字を書く場合のことです。左利きであればその逆になります。
 
その時に、教師が左利き用の追加の指示をしてくれればいいのですが、そのままという場合もあります。
その点を我が子に教えておく必要があります」
 
 
佐藤先生ありがとうございました。
 
左利きでも、困ることはないとのことですので、あえて矯正する必要はありません。
リコーダーや習字など新しい道具は右手で試してみて使いやすいほうで使うようにすればいいんですね。

 

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