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生活・しつけ
年長 2012年3月22日の記事
お子さん、ごはんをよそったことがありますか?
入学後まもなく給食がスタートします。給食当番になったとき、うちの子上手によそえるかしら?
給食が始まると、学校でお昼を食べてきてくれるので
ちょっとお母さんたちものんびりできます。
待ち遠しくもありますが、
お子さんがいきなり給食当番になる可能性もありますよね。
ひょっとして、練習させておいたほうがいいのでしょうか?
教育評論家の親野智可等先生にお聞きしました。
親野 「1年生のうちから給食当番はありますから、
家で盛りつけの経験があるといいですよね。
盛りつけたことがない子だと、
例えば味噌汁でも、先の子に具をたくさんよそってしまって、
後の子は汁しかない……なんてこともよくあります。
家で飲んでいる味噌汁の具と汁のバランスなんて
子どもたちは気にしていませんからね。
家でお母さんが食事の配膳をするときに、
子どもに実際にやり方を見せてあげてください。
味噌汁だったら、具をおたま一杯分入れて、次に汁を一杯分入れるとか。
ご飯だったら、お茶碗にどのぐらい入れると丁度いいのか、とか。
お父さんはたくさん食べるから大盛りね、
お母さんはダイエットしているから半分でいいわ、など、
人によって加減することも覚えるとなおいいですね。
家族みんなの分を盛りつけてもらう。
家族はよそってもらったら、ほめてあげてください。
家庭でちょっと練習ができていれば、給食当番も自信を持ってできますし、
そういったことが、その子の自信につながるかもしれません」
給食当番って、何となく緊張するものですよね。
それでも、家で少し経験しておくだけでだいぶ違いそうです。
話は変わりますが、学校給食でおはしを使う場面はありますか?
正しいおはしの持ち方も今のうちに練習しておくべきでしょうか?
親野 「はい。おはしの正しい持ち方・使い方を家で教えてあげてほしいですね。
子どものための矯正用おはしなども売っていますので
そういったグッズを使って練習するのもいいでしょう」
おかずを盛りつけるのも、結構頭を使いますよね。
「お父さんのおかず、少なくなっちゃった!」
なんて失敗を繰り返しつつ、ワイワイ楽しく練習させちゃいましょう!