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生活・しつけ

小学1年生 2013年4月11日の記事

★「できない」を「できる」にするための工夫

《親野智可等流“自分からやる子を育てる方法”2》できない原因を探り、できる環境を整えましょう。

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前回は、教育評論家の親野智可等先生“自分からやる子”を育てる方法として「叱らない」「肯定的な言葉を使う」「ほめる」という3つのポイントを教えていただきました。
 
今回は、叱らないでしつけを身につけさせる具体的な方法を親野先生にお聞きします。

 
親野 「子どもの『できない』を『できる』にするためにわたしが提案しているのが『環境とシステム』づくりです。
 
まずは環境についてお話しします。
 
朝起きられない、という『できない』を例にどうしたら良いかを説明していきましょう。
 
どうして朝起きられないのか、まず『できない』原因を探ります
テレビやゲームそして遅くまで起きているから、
夕飯の時間が遅く、寝る時間がずれ込んでしまうから、
など、できない原因を調べてみましょう。
 
原因が分かったら、次は『できる』ようにするための環境を整えます
たとえば、お風呂や夕飯の時間を早くする、
テレビやゲームは8時までにする、など
具体的な改善策を考え、実行します」
 
 
なるほど。ただ、「早く寝なさい」「いつまでテレビ見てるの」と言うだけではダメなんですね。原因が何で、その原因を改善するにはどうしたらよいか、を考え実行していくことが必要なんですね。
 
親野 「子どもと約束事を決めて一緒に実行していくことが大切です。
その時、わたしが有効だと思うのが『カード』を活用する、という方法(システム)です。
カードには、子どもとの約束事を書くのですがイラストやシールなどで工夫しながら楽しく実践できるものにしましょう」
 
 
子どもと一緒に楽しみながら作るのもいいですね。
 
親野 「子どもも楽しくなって自分から進んで約束事をやるようになっていきます。
カードを使うことで成果を視覚的に確認できるため子どもは『できた』という達成感をしっかりと実感することができます」
 
 
できない原因を知り、できるように環境を整え、そして楽しく実行するためのシステムとしてカードなどの工夫が必要なんですね。
次回は、そのカードの活用法について親野先生のアイデアをお聞きします。
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