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生活・しつけ
年長 2013年8月13日の記事
☆子どもの思考力がUPする読書日記を書こう!
【ダウンロードシート付】 親子で対話しながら感想を話し合う「フィンランド式読書日記」で考える力を身につける!
前回に引き続き、フィンランド式教育法について、
北川達夫先生にお話をうかがいます。
国際的に国語教育の水準が高いフィンランドでは、
常に「どうしてそう思うの?」
「なぜそう考えた?」と
質問されることで、
子どもは自然に思考力や論理力を身につけるといいます。
今回は5~6歳の年長児が
お父さん、お母さんといっしょに絵本を読んだあと、
その感想を話し合いながら思考力や論理力を身につけられる
「フィンランド式読書日記」をご紹介します。
●読書日記をいっしょに書いて、考える癖をつけよう
絵本の読み聞かせをした後、
親子で対話しながら読書日記を残しましょう。
◎読書日記用のシートを作りました。
ダウンロードして使用してください。→ダウンロードはこちら
Step1 あらすじをおさえる
ママ「どんなおはなしだった?」
子「……」
(答えられなかった場合)
⇒ママ「(主要な登場人物が)どんなことしたのかな?」
Step2 全体的な感想を聞く
ママ「このおはなしを読んで、どう思った?」
子「……」
(答えられなかった場合)
⇒ママ「おもしろかった?」
子「おもしろかった」
ママ「どんなところがおもしろかった?」
Step3 別の観点を示す
ママ「ママは(おはなしの特定の場面)がおもしろかったと思うけど、○○ちゃんはどう思った?」
ダウンロードシートの内容にしたがって、
上のような対話をしながら、いっしょに書き入れていってください。
感想をいえたごほうびにお気に入りのシールを貼ったり、
イラストに色を塗るのは子どもの役目にするのがおすすめ。
お子さんがひらがなを書くことができるようになったら、
いっしょに書く練習をすれば机に向かう習慣づけにもなりますね!
子どもが感想をいえたら、
子どもの言葉を受け止めたことを伝え、お礼のことばを伝えます。
「○○ちゃんの考えがよくわかったわ。ありがとう」
といった具合に、
子どもの考えたことがおとなに伝わったことを伝え、
「ありがとう」と労をねぎらいましょう。
ほめることも大切ですが、
ほめることが習慣化すると、無意味化します。
ほめ言葉は自然に、を心がけましょう。
明確な答えを求めるのではなく、考える癖をつけるための
読書日記です。
親子で考える練習を積み重ねていきましょう!