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生活・しつけ
小学1年生 2012年11月27日の記事
子どもを成長させるのは、ポジティブな夫婦!
《仲のいい夫婦が子どもを伸ばす3》パパとママの姿から、強く幸せな生き方を学びます
子どもには、困難があっても簡単にくじけず、のびのびと能力を伸ばしていってほしいと思います。
そのためには、どんなパパとママであることが望ましいのでしょう?
ファミリー・コンサルタントの高橋愛子先生にうかがいました。
高橋 「めざしたいのは、ポジティブなパワーを感じさせるパパとママです。
生きていく中では、つらいことや苦手なことにもぶつかります。
でも、その中で無理にでも喜びを創造する工夫こそが、ポジティブに生きる力を高めるのです。
どんな困難も自分たちのため、子どものために明るい笑顔で乗りきるパパとママの姿を見て、子どもは多くのことを学びます。
そして、どんなことにも積極的にチャレンジし、人生を切り開きます。困難にぶつかっても家庭で安心感を得られるため、親の生き方を見習って、乗り越えようという強い気持ちをもつことができるのです」
笑顔でいるためには、やはり、夫婦仲がいいことは大切ですね。でも、やっぱり時々は波長が合わず、イライラすることがあります。そんなときは、どうすればいいですか?
高橋 「仲が険悪になると、口もききたくないと思うかもしれません。
でも、そういうときこそ感謝の言葉やお詫びの言葉、愛情を表現する言葉を伝える努力が必要です。
最初は気持ちがこもっていなくて、口先だけでもいいのです。
言葉を伝えること、伝えられることがお互いに対する優しい気持ちを生み、いい関係に戻すきっかけになるからです。
責めるのはやめて、許す努力を重ねましょう。
育った環境なども思い起こして、相手のことを理解しようとつとめてください。
相手の好きな面を思い出したり、相手が仕事から帰ってきたらなんといって迎えようなど、喜びそうなことを考えたりしてみるのもいですね」
仲直りも、努力が必要ですね。
高橋 「愛情は、自然にわき上がるものではなく、行動によってつくり上げていくものなんです。
同様に、幸せも視点を変えたり、行動することで自分がつくっていくものです。
努力なんてイヤだと思うかもしれませんが、それによって、うれしい気持ちになるのは自分自身なのです」
夫婦が仲よく、家族みんなが幸せであるためには、自分の姿勢が大切だと気づくことができました。
高橋愛子さん、ありがとうございました。