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レシピ
2012年8月18日の記事
旬の食材で子どもごはん【なす】
旬の「なす」を使って、子どもも食べやすい『揚げなす入りキーマカレー』を作りましょう!
今回は、栄養士の森野恵子先生に、
夏野菜の「なす」を使った『揚げなす入りキーマカレー』レシピをご紹介いただきました。
なすの食感サクッ! ごはんもすすむ
「揚げなす入りキーマカレー」
【材料】(4人分)
合びき肉…200g
なす…3本
玉ねぎ…1個
にんじん…1/2本
にんにく…1/2かけ
トマト水煮缶(カット)…150g
ごはん…どんぶり3~4杯分
酒…大さじ1
A(カレー粉…小さじ1、塩…小さじ1/2、こしょう…少々)
しょうゆ…小さじ2
片栗粉・揚げ油…各適量
(1人分 503kcal)
【作り方】
1 なすはヘタを取って2~3cm角に切り、水に浸して
アク抜きをし、水けを絞る。
玉ねぎ、にんじん、にんにくはみじん切りにする。
2 フッ素樹脂加工のフライパンに、にんにく、玉ねぎを入れ、
玉ねぎがしんなりするまで炒める。ひき肉を加えて炒め、
酒をふる。さらに、にんじんを加え、全体をさっと炒める。
3 2 にトマト水煮、Aの調味料を加え、ときどき混ぜながら
20分ほど中~弱火で煮る。
しょうゆを加えて混ぜ、味を調える。
4 1 のなすに片栗粉をまぶし、170度に熱した揚げ油で
カラリと揚げる。 3 に加えて混ぜる。
5 器にごはんを盛り、 4 をかける。
《森野先生の食育POINT》
夏は汗などで体内の水分やミネラルが失われやすくなるため、こまめに水分を補給することが大切です。「水分補給」と聞くと、水やお茶などを飲むことを想像するのではないでしょうか?
今回のテーマ食材「なす」をはじめ、トマト、きゅうりなどの旬の夏野菜は、水分が豊富です。夏野菜から水分や栄養を補うことも、夏バテの予防につながるんですよ。
なすを煮たときの「ベチャッとした食感が苦手」というお子さんには、揚げなすにしてカレーに加えれば、子どもにも食べやすくなるのでおすすめです。
《食材メモ》
なす
●栄養データ
なすの皮の紫色は「ナスニン」というアントシアニン系色素で、
ポリフェノールの一種。ビタミンC、B1、カリウムも含みます。
●おいしい「なす」の見分け方
・ヘタがピンと立っている。
・皮にハリとツヤがある
・ヘタの切り口がみずみずしい
●おいしさをキープする保存方法
ヘタの切り口にぬらしたペーパータオルをあてて
保存袋に入れ、冷蔵室で保存しましょう。
水分が失われるのを防ぎ、みずみずしさをキープできます。
切ったものはラップにぴっちり包んで冷蔵しましょう。
撮影/勝倉崚太