●教育評論家 親野智可等からママへアドバイス


子どもが兄弟ゲンカをしたとき、「お兄ちゃんらしくしなさい!」などと、上の子を叱ってはいけません。上の子は「なぜ自分だけ?」と、不満を抱きます。


子どもは、自分が非難されていると感じると、いくら頭では正しいとわかっていても、素直になれないものです。それは、大人も同じですよね。


子どもは、親が公平に扱ってくれているか、とても敏感に感じています。


子どもに声かけするときは、「お母さんとっても悲しいよ」と、『アイ(I=私)メッセージ』(自分を主語にする言い方)が効果的です。


非難の要素のない声かけをすれば、お母さんの伝えたいことを子どもに受け入れてもらえるはずですよ。


そして、兄弟仲をよくするコツは『ほめる』ことです。

親は、子どもたちの兄弟ゲンカの場面ばかりを見て叱ってしまいがちですが、兄弟仲がいい場面もあるはずです。

そのときに「あなたたち仲がいいね。お母さんうれしいな」と言って、ほめてあげてください。


例えば、出かけるときに玄関でお兄ちゃんが弟の靴を出してくれた場面があれば、「お兄しゃん、やさしいね」と、どんどんほめてあげましょう。


また、兄弟が仲よく遊んでいる場面の写真を、部屋に貼っておくのもおすすめです。

その写真を普段から見ることで「僕たちは仲がいいんだ」と、無意識のうちにプラスのイメージを持つことができます。