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学校・まなび

小学1年生 2015年9月10日の記事

クラスも学童も一緒の友だちからのいじめ、どうしたら?[9/10]

《きいて、教えて、舟山先生!》 子どもの「拠り所」や「居場所」を作りましょう

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こんにちは。現役小学校教員の舟山由美子です。

今回は、強い友だちとの関係に悩む、のんびりマイペースな子のお母さんからのお便りです。同じような悩みを抱える方も多いのはないでしょうか。

 

 

Q.無視されたり悪口の手紙を渡されます

 

小学2年生の息子のことです。

保育園から一緒の同級生の男の子との関わり方で悩んでいます。

 

Aくんはクラスの中でもリーダー格で、うちの息子はマイペースなのんびりやさんです。

Aくんとは保育園から一緒で、学童も同じ、家も近所なのでそれなりに親子ともども交流はありますが、ものすごく仲良しということでもありません(プライベートで遊ぶことはない、くらいの距離感です)。

 

そのAくんが、うちの子を「無視しようぜ!」と、ほかのお友だち数名をけしかけて無視してみたり、侮蔑するような手紙を渡してきました。おかげで夏休み中、息子は「学童行きたくないな……」と言っていました。

 

 息子がドッジボールなどでいちいち泣いたりする様子が、Aくんの癪にさわっているようで(息子談)、それについては、息子にも少しずつ泣いたりしないように気をつけようねと話しています。

 

リーダー格で影響力のあるお子さんなので、早めに手を打ちたいと思いますが、お母さんもPTAの役員だったりして、なかなか直接お話しするのも気が引けてしまいます……。

 

学童の先生には相談するとして、ほかに家庭でどのような対応ができるでしょうか。

ぜひご教示ください。

 

(ココちゃん)

 

 

A.子どもを変えるよりも、お母さんの気持ちを変えてみては

 

おとなしい男の子をお持ちのお母さんは、多かれ少なかれ、このような悩み事をもっておられるのではないでしょうか。まるで「ドラえもん」に出てくるような構図ですよね。

お母さん方は、子どもの頃「ドラえもん」を見てどのような印象を持たれていましたか。

 

ジャイアン・スネ夫←「いるよね、いるよね!ああいう子」

のび太 ←「いるよね~、いるのよね……」

しずかちゃん←「ああいう子、いてほしいよね!」

 

でも、自分の子が(どちらかというと)のび太タイプだと、じれったいし心配ですね。

 

「ドラえもん」の中で、のび太がなぜ比較的、鷹揚にかまえていられるかというと、ドラえもんという強力な「拠り所(よりどころ)」があるからなのです。また、家庭にも「口うるさく心配性だけど、のび太を愛し、ドラちゃんを大事にしてくれるママと、のんびりしたパパという居場所」があるからなのだと思います。

 

あれはマンガだからと思われるかもしれませんが、子どもたちはよく見ていて、ときに鋭いことを教えてくれます。

 

「ジャイアンって、映画の中では、すごくいいやつなんだよ!」と。

思い込みで判断をしたり、画一的な見方をしがちな大人の目をさまさせてくれます。

 

ジャイアンはジャイアンだし、のび太はのび太です。生まれ持った性格はそんなに変わりません。でも、ときにはいいやつになるジャイアンと、ドラえもんの道具を頼りにするのび太は、仲間として互いに認め合って成長し合う関係です。このあたりを目指してみるのも一手です。

 

さて、A君からのかかわり方についてですが、文面だけで見ると、友だちに口だけでけしかけるだけでなく、侮蔑する手紙を書いてよこす、というところが気になりました。念が入っているし、そんな「証拠」を残すほど息子さんに執着しているのでしょうか。それはなぜでしょうか。

 

メソメソ泣くのでうっとうしかったら、たいがいは放っておくものです。もしかしたら、執着する何かがあるのかもしれません。良く考えれば仲よくなりたい、悪く考えれば何かとてもA君の勘にさわることをしている…、などが考えられます。

 

これは、何かとんでもない思い込みをしている可能性もあるので、担任にもぜひ相談したほうがいいと思います。

 

そして、家庭でできることは「泣いたりしないように」などと言わず、息子さんの「拠り所」となるような、楽しいこと・がんばれることを一緒に見つけることと、外の世界へと出ていける基盤としての「居場所」である家庭をよくするよう心がけることではないでしょうか。

 

もう一つ、お子さんを変えるよりもっと大事なことは、お母さん自身が変わることです。

 

お母さんが変わればお子さんは変わる、というのは、担任としてたくさん見てきました。A君のお母さんはPTA役員をしているとのこと。ご相談者のお母さんも、積極的にPTAの活動に関わってみられてはいかがですが(役員でなくてもできる仕事を引き受けるなど)。

 

大変なこともありますが、学校への出入りが多くなることで、息子さんを含めて、子どもたちのいろいろな姿を自分の目で見られます。家でずっと心配しているより、はっきりすることや分かることがたくさんあると思います。

 

 

 

引き続き、お悩みを募集中です!

こちらのアドレス宛に、お悩みや学校について気になることなどをお送りください。

mamanote@gakken.co.jp

現役小学校教師の舟山由美子先生にお答えいただきます。

 

お悩みをお送りいただく際は、

 

・件名「きいて 教えて 舟山先生!」

・掲載ペンネーム

・お住まいの都道府県

・お子さまの性別

・学年(年齢)

 

を、お忘れないようお願いします。

 

※ママノートで取り上げるお悩みは、毎回テーマに沿って編集部で選ばせていただくため、お寄せいただいたお悩みすべてにはお答えできない場合がございます。

※内容確認のためメールを折り返させていただく場合もあります。

 

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