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学校・まなび

小学1年生 2017年10月19日の記事

習いごとを選ぶなら、学校とのバランスも考えて

連載「現役先生が教える、学校ってこんなところ!」第14回

 

こんにちは。現役小学校教諭の舟山由美子です。

学校が終わった後、習いごとをしているお子さんも多いことでしょう。今回は、担任の立場から見た習いごとについてお話ししたいと思います。

 

低学年の習いごとは水泳やピアノが人気

 

子どもたちがどんな習いごとを、どれだけしているかは、家庭によっても、また地域や学校によっても傾向が違います。複数の習いごとをしている子もいれば、まったくしていない子もいます。

 

低学年で多いのは、水泳やピアノ。ほかにサッカー、体操、バレエ、英語、ダンス、書道、珠算などが挙げられます。英語やダンスは、以前はそれほど多くなかったのですが、学習指導要領に取り入れられてから増えたように思います。 

 

3年生の後半になると、学習塾に通う子も増えてきます。そして学習塾に軸足が来るようになると、ほかの習いごとはやめてしまう傾向があるようです。

 

習いごとが負担になっていることも…

 

習いごとは、家庭の判断で行うものなので、学校や担任があれこれ言うことはありません。

 

習いごとをがんばっていて自信をつけている子も多いですし、習いごとを将来の夢に結びつけている子もいます。また、学校以外の友だちができ、世間が広がっている子もいます。そういった意味では、習いごとをすることは、子どもにとってプラスであることが多いと言ってもいいかもしれません。でも、多少気になることもあります。

 

一つは、放課後の過ごし方についてです。特に忙しい親御さんが、子どもを一人にさせないために習いごとを入れていることも多いですが、その場合、子どもが一人で帰宅して準備をし、また家の鍵をかけて習いごとに出かけることになります。それが週に何回もあると、低学年のうちはなかなか大変だなと感じます。しっかりした子もいますが、まだ言われたとおりにできない子には負担も大きいのではないでしょうか。

 

また、遊ぶのが大好きなのに習いごとがあってできないという子は、遊びの約束をしている子を横目に見て、うらやましそうな顔をしていることがあります。

 

子どもが本当に行きたがっているかを見極めて

 

もうひとつ、この習いごとは誰が選んでいるのか、誰の意思で始めたのかということです。というのも、放課後になると元気がなかったり、「習いごとに行きたくないな~」と友だちに言っている子がいたりするのです。そんなとき、さりげなく親御さんにお話をすると、「あの子が自分からやりたいと言ったんです」とか、「やめてもいいよ、と言っても『やめない』と言うんです」と、よく言われます。

 

たしかに子ども自身がやりたくて始めたという場合もあるでしょう。でも、子どもは地域にどんな習いごとがあるか知りませんから、親御さんに「やってみたら」と言われて始めたものも多いのではないかと思います。子どもは親が大好きですし、親がどんな希望をもっているかわかっています。ですから、親を喜ばせようと、意を汲んで言うこともあるのです。

 

もちろん学校の勉強も、もともとは「強制的」なものですから、子どもにとって苦痛という意味では同じ部分もあるかもしれません。ただ、習いごとはオプションであり、種類も多彩で、子どもによって向き不向きの差が大きく、その子の発達段階の時期に合っているかどうかということが、あまり配慮されていないこともあります。

 

とはいえ、ころころと習いごとを変えるのもよいとは言えないでしょう。子どもとよく話し合って、あまり気乗りしない場合は、このレベルまでできたら卒業するなど、目標や期限を決めるのもよいかもしれません。そのあたりの「見極め」が大事かな、と思います。

 

学校と習いごとのよい相互作用が生まれるように

 

習いごとは家庭の判断で決めるものと書きましたが、担任としては、特に低学年のうちは、学校とのバランスも考え、習いごとが子どもの負担になっていないかどうかを見ていただければと思います。それには、子どもが「習いごと」を楽しみにしているかどうかを目安にするとよいでしょう。もちろん、いつもいつも楽しいときばかりではないと思いますが、学校生活に支障がなく、1週間のサイクルの中で、学校と習いごとのリズムができているのが理想です。

 

低学年ではあまりありませんが、上の学年になると、土日にめいっぱい活動や試合をして疲れていて、週明けの月曜日は眠そうだったり、イライラして友だちや先生に八つ当たりして発散したりする子がいます。こうなると、習いごとの本来の意義が失われて本末転倒なのではないでしょうか。

 

学校の学習にはしっかりと取り組む。そして習いごとで培われたことが、学校でも発揮できる、というバランスがよいと思います。

 


舟山由美子先生の連載はこちら

「現役先生が教える、学校ってこんなところ!」

 

 

 

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