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学校・まなび

小学1年生 2017年10月5日の記事

親子で楽しく体を動かす習慣が、体育好きの子を育てる

連載「現役先生が教える、学校ってこんなところ!」 第13回

舟山先生12_体育

 

こんにちは。現役小学校教諭の舟山由美子です。

秋はスポーツをするのに絶好の季節。今回のテーマは「体育」です。体育は、学校の教科の中でも苦手意識が芽生えやすい科目。親御さんの中にも、子どもが体育の授業がいやにならないか、気にされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

1年生の体育のねらいは「運動に親しむ基礎をつける」こと

 

1年生が学習する内容は、それぞれの学校の「年間学習計画」に沿って行われており、その「年間学習計画」は学習指導要領をもとにしています。

1、2年生の体育の授業の大きな項目としては「体つくり運動」、「器械・器具(マット・鉄棒・跳び箱など)を使っての運動遊び」、「走・跳の運動遊び」、「水遊び」、「ゲーム(ボールゲームや鬼ごっこなど)」、「表現リズム遊び」があり、地域によっては、スキーやスケートなどの運動も加わります。

 

これらの項目を見ておわかりのように、1、2年生のうちはどれもが「○○遊び」とつく運動内容になっています。その目的は、いろいろな運動を楽しくできるようにして体力をつけることと、だれとでも仲良くして、意欲的に運動をする態度を育てること。運動が苦手でも、生涯にわたって運動に親しむ基礎をつけるという意図からです。

現代の子どもたちは、外遊びや昔遊びをする機会が減ったことで、以前よりも運動能力が低下しているため、そうした場や機会を作るという意味もあるでしょう。学校では、とにかく「多様な動き」を意識した体育の授業を組み立てています。

 

ただ、それはあくまで学校側の設定する目標であって、家庭での「運動」や「体育」に対する思いは、もう少しニュアンスが違ってくるとかもしれません。

運動が得意だった親御さんは、子どもがあまり運動をしないと心配します。逆に運動が苦手だったという親御さんも、つい自分の子ども時代の体育の授業への思いを重ねてしまい、心配しがちです。特に「走る競争」などの順位が出るもの、「鉄棒」「なわとび」「跳び箱」などの「できる」「できない」が見てわかるものに神経質になってしまうものです。

でも、1年生のうちは、子どもが楽しく運動していればそれだけでOKと考えていただければと思います。

 

子どもの運動能力が低下しているのは本当?

 

最近は、子どもの運動能力が低下していると言われていますが、実際、小学校で子どもたちを見ていると次のようなことが気になります。

 

①教室でイスに座っているときに、腰がずり落ちている感じで座っている

②整列したときに、まっすぐに立てない

③先生が模範を示した動き(腕を左右に広げたときの手のひらの向きや、片足で立ったときのひざの角度など)をまねできない

④ころんだときに、とっさに手が出ず、頭から地面についてしまう。

 

②は骨盤が立っておらず「体幹」を維持できないということを意味します。これは姿勢を保つ筋力が発達していないためで、①も同様です。③は、見た通りの動きを自分の体で再現できていないということであり、④は「反射」に関係します。

こうした基本的な体力や運動能力がないと、いくら「楽しく」といっても、できないことが多くて苦手意識が育ってしまうことも考えられます。そうならないためにも、日ごろ家庭で体を動かす習慣を作ることが必要です。

 

家庭で楽しく体を動かす習慣を作る3つの遊び

 

だからといって、家庭では学校の体育の「運動」そのままに練習をするのではなく、日常生活の中で、以下のような親子でできる遊びや動きをしてみるとよいと思います。

 

「じゃんけん」

親が出したじゃんけんの後に、子どもがそれに勝つ手や負ける手を出す後出しじゃんけんや利き手を替えて行うなど。

 

「ゴロゴロころがり遊び」

ふとんや芝生の上で転がったり、シーソー遊び(向かい合って座り、手を引っ張り合う)をする。最後は三点倒立(頭・両手をつく)にもチャレンジしてみる。

 

「親子ふれあい遊び」

・親はバンザイして立ち、子が親によじ登る。

・親がトンネルになり、子がその中をくぐる 

・親が岩になり、それを子が倒す。 

・親子で向かい合って両手をつなぎ、そのまま子が逆上がりのようにしてくるりと回る。

・朝、歯を磨くとき、親子とも利き手と逆の手を使って行う。 

・靴下をはくときに、片足で立ったまま、どちらが早くはけるか競争する。  

・足指でじゃんけんをする。 

・ゴミ箱に、丸めた新聞紙などを入れられるか競争する  

・背筋を伸ばして、後ろ歩きをする。

・ペンギン歩き(ひざで歩く)をする。 

 

鉄棒やなわとび、かけっこなどに特化した動きをしゃかりきになってさせても、親はイライラし、子どもはやる気をなくす…ということがよくあります。遊びの延長として、日常生活のちょっとした時間できることを、親子で楽しくやってみてください。親御さんが楽しく(しかも真剣に!)動くことで、子どももにこにこしてたくさん動き、「あー、楽しかった!」という気持ちになれる、それが理想です。

 


舟山由美子先生の連載はこちら

「現役先生が教える、学校ってこんなところ!」

 

 

 

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