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学校・まなび

小学1年生 2017年5月25日の記事

宿題への親の関わり方、2つの大事なポイントとは?

連載「現役先生に聞く、学校ってこんなところ!」 第4回

 学校って0525

 

 

こんにちは。現役小学校教諭の舟山由美子です。小学校に入って初めて経験するもののひとつが「宿題」。もうすでに皆さんのお子さんのクラスでは宿題が出されているでしょうか?

 

家庭学習の時間の目安は、10分×学年の時間+10分

 

1年生の宿題というと、習った文字である「ひらがな」「漢字」「カタカナ」や、計算といった「復習」系のもの、「音読」、「日記」などが多いと思います。

ただし宿題は、先生によってその「内容」も「量」も違います。1年生のいつから始めるかもその先生の考え方次第です。入学後、すぐに宿題が出ているクラスもあるでしょうし、春の運動会が終わって一区切りついてから、というクラスもあるでしょう。

 

私が初任の頃に指導担当の先輩教員から教わったのは、「宿題は必要があるから出すもの」という意識を教員自身がもつということです。ほかのクラスが出しているから出すとか、保護者から「宿題出してください」と言われたから出す、というのではいけないと言われたものです。

私自身は、1年生を担任するときは「家庭学習の習慣をつける」「課題にていねいに取り組む態度を育てる」ということに重点を置いていました。

 

よく、家庭学習は10分×学年の時間+10分が望ましいと言われます。つまり1年生なら20分間、6年生なら70分間です。目安としてこれくらいの時間の家庭学習を行うのは、とても効果的だと思います。

 

もちろん、家庭で独自に勉強を見ている場合もあるでしょうが、学校の宿題には一種の「強制力」があるため、宿題をやることで自然と学習習慣が身につきますし、授業でやった学習が生かせるというメリットもあります。また、授業時間内で終わらなかった課題を宿題とすることで、「のんびりさんタイプ」の子どもは、せかされることなく取り組み、授業の内容を理解することもできると思います。

 

また、宿題をやった後に保護者が見ることで「今はこういうことを勉強しているのか」とか「こういうことができるようになったのか」ということを保護者が理解できる機会にもなります。

 

時間を決めて、やること、やったことを「可視化」する

 

では、お子さんの宿題に対して、親御さんはどう関わればよいのでしょうか。

まず1つ目は「集中」する習慣をつけるということです。だらだらと時間を使わずに、20分なら20分と決められた時間で「宿題」に向かい、やり終えるようにします。特に入学したての1年生は、やる気まんまんです。「あれっ、もう終わっちゃった!」と笑顔にさせ、得意げに鼻をふくらませて「宿題は簡単で楽しいね~」と思わせられれば、第一関門は突破です。担任の先生は、最初はそれぐらいの内容の宿題を出すことが多いでしょう。

 

以下は、私がおすすめするサポート法のポイントです。

 

① タイマーをセットする

タイマーは子ども用に、1つ選ばせて買ってしまうのも効果的。

 

② やったことが目に見えるようにする。

宿題内容を紙に書いて、終わったら線を引いたり、チェックマークを入れるなどする。

宿題が複数ある場合は、“to doリスト”のように箇条書きにし、やる順番などは、子どもと相談して親がマネージメントしてもよい。カレンダーのそばに貼ったり、ノートに記入したりする。

 

③ 子どもの宿題の間、お母さんも自分の「学習」または「読書」をする

そのうえで分からないことはいつでも聞いてね、というスタンスで待機している状態にする。

これは、子どもの宿題を監視するのではなく、お母さんにはお母さんの学びの時間があり、子どもには子どもの学習の時間がある、ということを行動で教えるためでもある。

 

働いているお母さんは、いつもそばにはいられませんが、休みの日にこのようにして、最初の習慣をつけるという手もあります。

 

親が宿題に対して熱心になりすぎない

 

2つ目は、子どもにとって「お母さん」は「お母さん」のままであってほしいということです。

子どもの宿題に対して、先生顔負けの熱心さと厳しさでお母さんが向かってしまうと、子どもにとっては家にも学校にも「先生」がいるようになってしまいます。学年が小さければ小さいほど、子どもは親の言うとおりに動きます。叱ることも効果があります。けれどもそれはいつまでも通用しません。宿題は子どもの「仕事」だからです。

 

「そうは言っても、そばでつきっきりでさせないと宿題しないんです」という声もあるでしょうが、だからこそ最初の習慣づけが大切なのです。習慣づけの時期が無事に過ぎれば、お母さんが不在でも、夕食の支度をしていても、子どもは自分で宿題をやるようになるでしょう。

 

ただ、子どもだけにまかせっぱなしにするのではなく、「あとで必ずお母さんに見せてね」と、あらかじめ言っておき、宿題が終わったらカレンダーにシールを貼る、といった関わり方をするとよいと思います。文字の書き取りなどは、ちょっと雑に書かれていたとしても「今日も自分で宿題やってえらかったね。あともう少し、この字だけ丁寧に書いたら、シールを貼ろうね」などと、角の立たないように直しをすることができます。

 

子どもの性格はそれぞれ違いますし、お母さんも余裕があるときばかりではないでしょう。特に1年生のうちは「宿題に100%を求めない」ということを頭に置いておくことが大切だと思います。

 


舟山由美子先生の連載はこちら

「現役先生が教える、学校ってこんなところ!」

 

 

 

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