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生活・しつけ

年長 2013年11月6日の記事

☆大人は、いくら習ってもなぜ英語が話せない?

《5,6歳の英語教育 3 》 子どもたちが英語でつまずかないように、大人の英語教育の失敗を踏まえます。

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私たち親の世代では、中学、高校、大学と何年も英語を学んだはずなのにそれでも話すことができないという人が多くいます。 
 
そのような悔しい思いから、せめて我が子は英語でつまずかないでほしいと望んでしまう、というところもあるかと思いますが、大人が英語を話せないのはなぜなのでしょうか? 
 
織井弥生さんに、引き続きお話をうかがいます。 
 
 
●大人の英語教育は、試験に焦点が合っていたのが問題 
 
学校で英語を習ってきたのに、多くの大人が英語を話せない原因はなんだとお考えですか? 
 
織井 「やはり、コミュニケーションのための英語教育ではなく、大学受験など、試験のための英語教育であったことが問題でしょう。 
 
そのため、英語を話す機会でも、『文法的に合っていないと』という思いがあって、言葉が出てこないのだと思います。 
 
本当は、英語はただの言葉なのだから、通じればそれでよいわけです。 
 
『正しくなければ』という意識がなくなれば、もっと自由にコミュニケーションができるはずです。 
 
アメリカには、いろいろな国から人が来ていましたが、中国人もメキシコ人も、いい加減な英語で堂々と話していました。 
 
いい加減な英語でも相手に通じればいいのです。 
黙っていては、相手に何も通じません。 
 
大人も、間違いを恐れず、話すことに慣れていくことです。 
 
『正しくなくても通じれば楽しい』ということがわかれば、もっと英語を話したい、勉強したいと大人も思うのではないでしょうか」 
 
 
そうですね。子どもと一緒に勉強して、今から英語力を身につけても遅くないですよね。 
 
織井 「私は、大人が英語教育の課題に気づいている今の日本の機運はよいと思います。 
 
私たち親の世代が、もっと使える英語を身につけるべきだったと知っていて、それを求めて子どもに英語を習わせたいと思うことは悪いことではありません。 
 
子どもたちに、英語に苦手意識を持たせないように、将来、世界中の人と対等に渡り合えるように願って家庭教育に英語を取り入れる。 
それは決して無駄なことだと思いません」 
 
 
大人たちの失敗も、子どもたちに生きているんですね。 
 
織井さんありがとうございました。

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