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生活・しつけ

小学1年生 2013年4月12日の記事

★カードを活用して、子どものできることを増やそう

《親野智可等流“自分からやる子を育てる方法”3》できたときは、たくさんほめてあげましょう。

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前回は、教育評論家の親野智可等先生子どもの『できない』原因を知り、『できる』ように環境を整えることが大切であるとうかがいました。
 
今回は、できるようになるための工夫として「カードの活用法」について具体的なアイデアを親野先生にお聞きします。カードと聞くと、子どももゲーム感覚で楽しめそうですね。どのようなカードを作ったらよいでしょうか。
 
 
親野 「まずは『トランプ式カード』を紹介します。
表には『連絡帳を出す』『宿題をする』などの約束事を、裏には『できたよ!』と書いておきます
守れたら子どもがカードを裏返します。
カードが裏返っていたら、思い切りほめてあげてください」
 
 
カードを裏返すことで、子どもも達成感を感じることができますね。
 
親野 「次は『イメージカード』です。
『こんな自分が好き』という内容をカードにしたのがイメージカードです。
兄弟喧嘩をよくする子どもには『いつもきょうだいなかよし』と書いて兄弟の写真と一緒に部屋に貼ります
このカードを見た子どもは親に言われなくても喧嘩はやめよう、と自ら思えるようになるでしょう。
 
 
もうひとつは、『チケットカード』です。
大きさは手渡しできるくらいのサイズがよいでしょう。
『ゲーム30分チケット』など、時間を区切って守ってほしい約束事の時に使います。
たとえば、週の初めに30分のゲーム券を10枚渡しておき、ゲームはこの券と引き換えにやる、と決めます。
子どもも券が手元にあると、あとどのくらいゲームができるか分かるので、土日にたくさんやりたいから普段はがまんしよう、とか昨日たくさんやったから今日は30分にしよう、とか自分で調整できるようになります」
 
 
どのカードも、視覚で確認できて楽しそうですね。子どもが自分からやる気になるよい方法を教えていただきました。
 
親野 「ただ、新1年生の場合、こうした工夫をしてもできないこともあります。
そんなときは、焦らないのが肝心です。
できないときは、親は潔く目をつぶります子どもの成長に合わせて、様子を見ながらやっていきましょう」
 
 
工夫をしてもできないときはまだその時期ではないと、割り切りも必要なんですね。
子どもを信じて、長い目で見守っていきましょう。親野先生、ありがとうございました。
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