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年長 2016年9月20日の記事

小学校入学前、「学校公開」に行っておくメリットは?[2016/9/20]

《入学前の行事「学校公開日」・前編》いろいろな学年の授業の様子を、客観的に見学することができます。

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年長になると「入学準備」について気になりはじめますよね。
小学校の入学準備は、今一度、お父さんやお母さんの思い、お子さん自身のことを見つめ直すよいきっかけになるはずです。この時期から就学のイメージを少しずつ思い描いてみては、いかがでしょうか?
 
まず“小学校を知る”ためにできることについて、長野県松本市立並柳小学校教諭の小林直子先生にお話をうかがいました。
 
 
●就学先の小学校は、いつどのように決定するの?
 
小林 「就学先は、子どもの住所をもとに、市区町村の教育委員会が指定するのが一般的です。大体5歳児の1月末までに、就学先が書かれた『就学(入学)通知書』が各家庭に送られます。
 
一方、『学校選択制』を取り入れる地域も増えてきました。
学校選択制では、教育委員会が就学先を指定する前に保護者の希望を聞き、その希望を踏まえて、就学先を決定します。
 
学校選択制の中でも、市区町村のすべての学校から選べる『自由選択制』、地域をブロックに分け、その中で選択する『ブロック選択制』などがあります。
また、私学への進学や発達の遅れから特別な支援を受けられる学級・学校を希望することもできます」
 
 
●就学についてイメージし、子育てを見直そう
 
小林 「『就学で何を大事にしたいか』を考えることは、子育てを見直すよい機会になります。
 
『この学校なら楽しそう』『評判がいいから』など、つい保護者の思いや価値観が先行してしまうこともありますが、まずは『子どもの実態を把握すること』が大切です。
 
例えば……
【子どもの実態】
・何が得意で、子どもの長所を伸ばせるのはどのような環境? 
・何が苦手で、どういう配慮が必要?
 
【未来図】
・社会に出て働くころ、どうなっていてほしい?
・今、社会人に一番求められていることとは?
 
【今の保護者の思い】
・どんな学校に行ってほしい?
・小学校で何を体験してほしい?
(勉強、人間関係の経験、マナーや礼儀など)
 
このような、『子どもの実態』『未来図』『今の保護者の思い』を照らし合わせて考えてみましょう」
 
 
●学校公開日など、小学校を知る機会を活用しましょう
 
小林 「6月頃から『学校公開日』を設ける小学校もあります。親子で学校の様子を知り、入学を楽しみにできるとよいですね。
 
主な学校を知る機会は……
 
【学校公開日】
地域に対して小学校を公開する日で、誰でも見学することができます。
回数や時期、公開する時間は学校によって様々です。
まだ、わが子がクラスにいないので、客観的に授業を見学できます。
『自分は子どもや小学校に何を望んでいるのかな?』と思いを巡らせ、様々な学年を見学してみてはいかがでしょうか。
 
【学校行事】
運動会や発表会などに、園児が招待されることがあります。運動会で未就学児の競技が用意される場合も。先輩たちががんばる姿を見てあこがれの気持ちを持ったり、『来年待ってるよ』という歓迎の気持ちに触れたりすると、小学校に行くのが楽しみになるはずです。 
 
【就学時健康診断】
次年度に就学する子どもを対象とした健康診断です。就学予定の小学校で秋に受けられます。小学校によっては、5年生の児童たちが、健康診断に来た子どもたちを誘導してくれるところも。入学時に6年生になる先輩に触れ、安心感が得られることもあります。
 
【入学説明会/体験入学】
説明会は2月頃に行われ、保護者に学校の方針の説明や準備物の伝達があります。
その間、子どもは『体験入学』として、1年生に工作を教えてもらうなどの取り組みを行うところもあります。
 
これらの機会については、地域の回覧板、ホームページなどでも情報が得られます。意識してチェックしてみましょう」
 
 
次は、「学校公開日」にチェックするポイントについて小林先生にお話をうかがいます。
どうぞお楽しみに!

 


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