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小学1年生 2013年1月3日の記事

内藤みか 連載コラム「6歳からの才能育て」10回

第10回 「初もうでの楽しみ」

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ママノートをご覧のみなさま、本年もどうぞこのコーナーをよろしくお願いいたします。

 
さて、みなさんは初もうでに行かれました? 
実は……、我が家では、初もうでは年末に済ませてしまうんです! 
専門家のかたに聞いたのですが、 
「今年もよろしくお願いします」と初もうでに行っても、 
「今年1年ありがとうございました」と年末に御礼に行っても、どちらも効能は変わらないのだそうです。

 
だったら人が少ない年末にお参りに行こう、と思いたったのが私がまだ大学生の頃のこと。以来もう20年も、毎年、鎌倉の銭洗弁財天に欠かさず年末参りをしているんです。

 
 
母親になった今も、年末参りを変えるつもりはありません。 
もしお正月に行ったら、人気の神社だと、お参りするまで、長時間並んでいなくてはなりません。大きな神社では、1時間以上並ぶのも普通なのだとか。

 
寒い冬です。子どもたちが途中で「ママ、トイレ」と言い出すのは間違いありません。できればあまり並ばずにお参りしたくていろいろ考えた結果、年末参りを続けることになったのです。この時期はお参りする人が少なく、驚くほどサッサとお参りができるんですよ。

 
 
子どもたちにも0才の頃から、このお参りに同行してもらってます。 
最初のうちはわけもわからずついてきていたのですが、小学生になった頃より鎌倉散策を楽しみにするようになりました。

 
毎年行くので、街に親しみを感じるらしく、テレビで鎌倉グルメが特集されていると、真剣に観て、「次に行った時に寄ろう」と店の名前をメモしています。また、娘は図書館から鎌倉ガイドを借りて、行きたい場所を探してもいます。

 
娘の好奇心のおかげで、今まではただ行って帰るだけだったお参りが、朝から夕方までの長丁場になっています。

 
たとえば近くの源氏山に登り、深呼吸してみたり。 
あるときには美術館で芸術観賞したり。 
別の年は、映画記念館に寄って映画の歴史を勉強したり。 
時には美味しいカレー屋さんの行列に並んだりもしました。 
神社で並んでいないので、他のところで並ぶ気力があるわけで……。

 
食べたり観光したりしながら子どもたちと鎌倉を巡る時間は、私にとっても年末の楽しみのひとつです。 
いろいろな土地を旅するのもいいですが、こうして、毎年、同じ場所を訪問するというのも、その街を深く知ることができるので、いいものです。

 
ちなみに何度も提案しているのですが、迫力があって怖いらしく、鎌倉の大仏さまにはまだ一度も行っていません……。 
 
 
あるとき、娘は面白い発見をしました。 
「東京の犬より、鎌倉の犬のほうが多いし大きい犬が多い」 
というのです。 
確かに一戸建てにお住まいのかたも多いからか、チワワやプードルなどの小型犬が目立つ東京に比べ、柴犬やレトリバーの率が高い気がしました。娘は犬が好きなので、以来、行く先々で犬の違いをチェックするようになりました。我が娘ながら面白い調査だと思います。

 
そこで娘と電卓を叩き、鎌倉市の犬の頭数を鎌倉市の面積で割り人口ならぬ「犬口調査」をしました。すると1平方メートル辺りの犬の数は0.0037頭でした。対して私が住んでる東京の街は0.0027頭ということがわかったのでした。犬種まではわかりませんでしたが「鎌倉のほうが犬が多い」という娘の読みは合っていたわけです。こうして私は子どもの仮説はできるだけ調べるようにしています。

 
  
ところで。 
もし、初もうででお子さんとはぐれたら、どうしますか? 
大勢の人にまぎれたお子さんを見つけるのはかなり大変なのではないでしょうか。

 
我が家は、人混みに出ていく時は、出来る限り派手な上着と帽子を身につけさせます。そうすれば、はぐれても服や帽子の色ですぐ子どもを見つけられるからです。

 
以前、浅草の浅草寺で娘とはぐれてしまった時は、焦りました。でも、すぐに階段を上がり、高い場所から娘を捜したのです。真っ赤なベレー帽に真っ赤なコートを着ていた娘は、あっさり見つけることができました。

 
みなさま、大切なお子さまがはぐれた時は、派手な色を身に付けさせると、何かと目立っていいですよ。おすすめです♪

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