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小学1年生 2013年11月16日の記事

★学校に行きたがらない我が子に、何て言えばいい?

《きいて 教えて 舟山先生!》 子どもの「登校しぶり」には、本人も気づかない原因がかくされていることも。

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こんにちは。
現役小学校教諭の舟山由美子です。
 
寒くなると、布団から出るのもいやになります。
最近の子どもたちは寒がりだからか、寒くなると学校に行くのも、何となくいやになったりするのでしょうか?
 
本日のお悩みは、「学校に行きたがらない」息子さんをお持ちの親御さんからの相談です。
 
《今回のお悩み》
 
Q. 学校に行きたがらない我が子
 
今年小学1年生になった息子が、最近になって突然「学校に行きたくない」というようになりました。
 
学校でいじめられたとか原因があるわけではなさそうなのですが、泣いてぐずって行きたがらないこともあります。
 
ひどいときには、私が送っていくこともありますが、学校に着けばケロッとしているそうです。
 
「学校に行きたくない」と言ったら、厳しく行くように言ってよいものでしょうか?

 

A. 子どもが体と心で訴える「声」を聴いてあげましょう
 
こういった相談は、実は小学校では割と多く聞かれます。
 
よく言われるのが「母子分離不安」から起きているのでは… ということです。
 
そのあたりは、教育心理の専門家の分野のお話だと思いますので、私からは、小学校担任の立場からお話しさせていただきます。
 
ご相談の方は、「特に原因が思い当たらない」とのことですが、そういうこともあります。
 
しかし、困るのは次のような場合です。
 
子どもなりに、学校に行きたくない理由をいろいろと考えるものでして、例えば、よくあるのが、「〇〇君にいじめられている」「先生がこわい」などと、行きたくない理由を(まことしやかに)お母さんに言ったりする場合です。
 
特にお仕事をお持ちのお母さんなどは、子どもが学校を休むのはとても困ることなので、学校に相談にこられるわけです。
 
「うちの子は、いじめられているようなんです」
「先生がこわいと言っています」
などと…。
 
そのようなとき、「〇〇君と遊んでいるときは、楽しそうですよ」とか、「担任としてきびしい指導もしますが、お子さんとは普通にコミュニケーションをとっていると思うのですが」などと答えるしかない場合があります。
つまり、登校しぶりについて学校生活では思い当たる原因がない場合です。
 
お母さんは、「うちの子がうそを言っているということですか?」と、次第にイライラしてくる。
 
担任は自分の学級経営を疑われて疑心暗鬼になる。
 
そして子どもは学校に来たがらないし、理由は相変わらずはっきりしない… という悪循環に陥ります。
 
私も、一度、「登校しぶり」の男の子を受け持ったことがありました。
(実は、入学式の時から、お母さんと離れるのがいやで大泣きでした)
 
校門の所で、送ってきたお母さんと毎日の “儀式” です。
お母さんはお仕事に行かなければならないので、去りますが、30分くらいぐずぐずすると、あとはケロっとしています。
でも翌日はまた同じことの繰り返し…。
 
私はその子を1、2年生のときに担任しました。
お母さんと、何度か面談を重ねて、「原因は学校ではなく、別のところにあるのでは」というお話をさせていただきましたが、そのときはお母さんには理解していただけませんでした。
 
2年生になったとき、ご家庭の問題が顕在化してきました。
今、考えると、その男の子は、そうした雰囲気を敏感に感じ取って、お家を離れたり、家庭の要であるお母さんの元を離れるのが怖かったのかもしれません。
 
お母さんは、3年生ぐらいになって、「1、2年生のころ面談で舟山先生から言われたことが、やっとわかった。」と、そのときの担任におっしゃったそうです。
 
いつも思うことですが、子どもの問題行動(大人から見て、よくない・困った、子どもの行動)は、「ピンチをチャンスに変えるヒント」だと思います。
 
子どもが体と心でもって、「困った感」を訴えているわけです。
大人たちはそれを受け止めて、その子の成長のために尽力しなければならないのだと思います。
 
もちろん担任たちはカウンセラーではないので、すぐに物事を理解・整理してアドバイスすることはできません。
でも、専門機関に連絡したりして、お家の方と連携して解決に当たっていかなければならないのだと思います。
学校が悪いとか、家庭がどうだとか、いがみ合っていても、何も解決はしません。
 
子どもの登校しぶりは、中学校でも高校でも起こります。
理由は年齢が上がるほどさまざまになります。
でも「母子分離不安」は、小学校が(あたりまえですが)多いようです。
 
それだけ、子どもにとって、母親や家族の存在意義は大きいものなのだと思います。
それだけ、子どもから求められている時期なんて、そうはないとも言えますが。
 
「行きなさいったら、行きなさい!」と一方的にしかるのではなく、一度、子どもに向き合って、話を聞いてあげるといいと思います。
案外、すんなり納得して、行ってくれるようになるかもしれません。
 
都合がつくようなら、平日に親子でのんびり出かけてみてもいいでしょう。
それも、人混みがあるところではなく、山のぼりやハイキングなど、お互いの声だけが響く場所で、いろいろ話してみるといいかもしれませんね。
 
「あなたのことが、大事だよ」というメッセージを改めて伝えて、子どもにエネルギーを充填してあげたいものです。
もしかすると、大人の方がエネルギーをもらえることのほうが多そうですが。

 


舟山先生のほかの記事はこちら

きいて 教えて 舟山先生!

 

 

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