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生活・しつけ

小学1年生 2012年7月6日の記事

★テレビやゲームばかりやっているわが子にイライラ

怒る前に、子どもと一緒になってルールや約束事を決めてみましょう。

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「うちの子は夏休みになると、テレビ視聴やゲームをする 
時間が長くなってしまいます。 
『〇時まで』と決めても夢中になって、結局守れません」

 
せっかくの夏休みなのに、 
ずーっとテレビの前にいるわが子を見ていると、 
ついイラッと来てしまいますよね。 
しかも、時間を決めても守らないし・・・。 
結局怒鳴りつけてやめさせてしまうのですが、 
佐藤正寿先生、もっといい方法はないでしょうか?

 
 
 
佐藤 「テレビやゲームはある意味、『便利』なものです。 
親が忙しい時に、子どもが夢中になってくれるものですから。 
わが家でも長女が3~4歳ぐらいの時に 
アニメのビデオに夢中になりました。 
『テレビに子守りをさせてはいけない』とわかりつつ、 
通知表書きの時などは正直助かったものでした。

 
でも、毎日となるとこれは考えものです。 
そのために、『30分だけ』『〇時まで』というように、 
約束事を決めているご家庭は多いと思います。

 
ただし、その約束事は親の一方的なものになっていないでしょうか。

 
大事なのは『子どもが自分で決める』ということです。 
そのために約束事を決める時は、 
必ず親子で一緒に話し合ってください。

 
『ゲームは楽しいよね。でもやりすぎると、 
寝るのが遅くなったり、目も悪くすることもあったりするんだ。 
だから時間を決めてしようよ。1回何分ぐらいにする?』 
というように聞きます。 
テレビやゲームの弊害については、私もしばしば学級で話題にします。 
体や生活への悪影響等についてです。 
もっとも、全部を否定するのではなく、 
『こういう影響がありますね。 
では、どうやってテレビやゲームと付き合っていけばいいのかな?』 
と考えさせます。 
基本的にはこれと同じ考えで、家庭で取り組んでいけばいいでしょう。

 
実際に何時間と約束するのかは、 
それぞれの家庭の事情に合わせて決めていいと思います。 
時にはいつもより長く行う日があってもいいのです。 
ただし、大事なのは 
子どもが実際に言った時間を『守りきらせること』です。 
『一緒に決めたよね』と言って、がまんさせましょう。 
親からの一方的な命令ではないので、子どもも納得するはずです。 
ここは強く出るべきところです。 
また、守れたらカレンダーに丸をするなど、視覚に訴えたり、 
『1週間守れたらごほうび!』というように 
励みを与えたりするのも一つの方法です」

 
 
 
そう言われて気がついたのですが、 
ゲームの時間も、私の都合に合わせて決めていました。 
子どもだって、納得していない約束は守りたくないのですね。 
しっかり話して、きちんと決めることにします。 
佐藤先生、ありがとうございました。

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