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生活・しつけ

小学1年生 2016年8月9日の記事

★親野智可等の「ママも小学1年生」第10回[2016/8/9]

夏休みはダラダラする子どもにイライラ!? ストレス乗り越える3つのコツ

 

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●夏休みが嫌いな子もいる
 
私が2年生を受け持ったときのことです。
夏休みを前にしたある日、一人の女の子が話しかけてきました。
 
「ねえ、先生、私ね、夏休みってうれしいような、うれしくないような感じ」
 
「え、なんで? 先生はうれしいよ」
 
「だって、お友達と会えないから」
 
「あ~、なるほど。たしかに。先生もみんなと会えないのはちょっとさみしいな」
 
 
この話を聞いていたある男の子が言いました。
 
「ねえ、先生、ぼくはね、夏休みってきら~い」
 
「え、きらいなの? なんで? やっぱり友達と会えないから?」
 
「それもあるけどね」
 
 
「ほかにも理由があるの? わかった。宿題があるから?」
 
「それもあるけどね」
 
「ほかにもあるの?」
 
 
「だって、お母さんに毎日怒られちゃうんだもん」
 
「そうなんだ…」
 
「いつも怒られてるけどさ」
 
「…」
 
「夏休みは学校に行かないでしょ。お母さんと一緒にいることが多くて怒られることが増えちゃう」
 
「…」
 
「1年生の夏休みもず~っと怒られてた」
 
「…」
 
 
 
●ダラダラする子ども。親のストレスはマックスに
 
私は教師時代に子どもたちから同じような話を何回か聞きました。
ですから、夏休みが嫌いという子はけっこういると思います。
 
夏休みはほぼ毎日子どもが家にいます。
家で親と過ごす時間が増えるということが、イコール叱られる時間が増えるということになってしまうケースが多いのです。
 
もちろん、親も大変です。
ただでさえ暑くてイライラする夏に、騒々しくて落ち着きがなくて手のかかる子どもたちが家にずっといれば、否応なく親のイライラも増すというものです。
 
毎日、三度三度の食事も用意しなければなりません。
親が見たいテレビも見られませんし、静かなティータイムも取れません。
親のペースはかき乱されっぱなしです。
 
子どもはダラダラするばかりで、やるべきことはやらないし、勉強もいい加減です。
 
出せば出しっぱなしだし、けんかはするし、物は壊すし…。
 
ということで、親のほとんどは夏休みが嫌いだと思います。
 
でも、たいへんとは思いますが、どうか子どもをガミガミ叱らないでください。
 
「また○○してない。なんで○○しないの。ちょんとやらなきゃダメでしょ。
何度言ったらできるの! だらしがない」
 
このような否定的な言い方で叱るのは極力避けてください。
 
親にガミガミ叱られることが多いと、子どもは悲しくなります。
自分に自信が持てなくなりますし、親に対する愛情不信も感じてしまいます。
 
 
●ストレスの多い夏休みを乗り越える3つのコツとは?
 
こうならないために、3つのコツをお薦めします。
 
 
ひとつめは、合理的な工夫をすることです。
 
たとえば、片づけが自分でできないなら時間を決めて片づけタイムを取るなどです。
 
 
ふたつめは、言葉の工夫です。
 
否定的に言うと子どものやる気はますますなくなります。
一番いいのは、肯定語で言うことです。
 
 
「○○すると気持ちいいよ」とか
「(ウソでもいいから)○○をがんばってるね」
などです。
 
 
肯定語がムリなら、せめて、
 
「さあ、○○しよう」
「お母さんと一緒に○○するよ。用意、ドン」
 
などの単純型で言いましょう。
 
 
3つめは、諦めて目をつむること
 
本当に、私は親が開き直って諦めることも大切だと思います。
 
夏休みに子どもがダラダラするのは当たり前です。
だって、暑いのですから。
 
夏休みは、そもそも休みなのです。
暑くて勉強しても頭に入らないから学校もお休みになっているのです。
 
休むということはダラダラすることです。
ぐた~っとすることです。
 
子どもが夏休みに家でダラダラぐた~っとしているのは、
極めてまともなことなのです。
 
ヨーロッパでは夏休みの宿題などありません。
大人も子どもも2ヶ月間のバカンスです。
バカンスとは無、真空、中身がないという意味です。
 
日本の子どもたちは、いろいろ詰め込まれ過ぎです。
ただでさえ日本の夏は高温多湿で、蒸し暑いのに。
 
諦めて目をつむった途端に、親子ともども気が楽になります。
この夏休みの全ての状況を受け入れて、味わいエンジョイしてください。
こんなことでイライラしている自分も笑っちゃいましょう。
 
子どもといる今のこのときが、当たり前のこの毎日が、
実は当たり前のものではないのです。
 
後で振り返れば、とてつもなく愛おしい、
かけがえのない日々だったということになるのです。

 


 前回の記事はこちら

親野智可等の「ママも小学1年生」第9回 

 

親野先生の他記事はこちら

親野智可等の子どもを伸ばす親の習慣

 

 

 

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