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小学1年生 2014年7月3日の記事

小学校に入ってから、なぜか友だちができなくなりました

《きいて、教えて、舟山先生!》担任のきっかけ作りが功を奏すことも。一度ぜひ相談してみては

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こんにちは、現役小学校教員の舟山由美子です。

 

学校での友だち関係は、親御さんの関心も高く、これまでも何度かお悩みの相談が寄せられてきました。

 

今回も、小学校に入ってから友だちができなくなったというお子さんについてのお悩みを取り上げたいと思います。

 

 

Q.幼稚園のときは活発だったのに、小学校では友だちができません

 

小学校1年生の娘のことを相談させてください。

 

4月に小学校へ入学しましたが、いまだに友だちができないようです。少し遠くの幼稚園へ入れていたため、同じ幼稚園のお友だちは誰もいません。幼稚園のときは活発で積極的な子だったのに、学校では友だちもできず休み時間もひとりでぽつんとしているそうです。

 

娘も、「友だちがいないから学校楽しくない」と、最近になり言ってくるようになりました。「話しかけて一緒に遊べばいいじゃない?」という私の助言も、娘にはプレッシャーというか重荷になってしまうようです。

 

このまま見守るしかないのはわかっておりますが、娘のことが心配になってしまいます。ご助言をお願いします。

 

(ゆいまな)

 

 

 

A.今は「子どもが友だち作りの経験を積んでいるとき」と考えましょう

 

幼稚園ではお友だちがいたのに、小学校ではひとりでぽつんとしている……と子どもから言われたら、親御さんはさぞ心配だと思います。

 

自分自身は何も変わっていないつもりなのに、環境と状況だけが変わってしまったのですから、お子さんもきっと混乱していることでしょう。ですからお母さんのアドバイスもなかなか耳に入らないのではないでしょうか。

 

文面から察すると、本来はおとなしいお子さんのようです。

 

幼稚園のときは、きっと気の合うお友だちがいたのでしょう。

 

お友だちとの関係が心地よかったので、それと同じような状況を追い求めているのかもしれません。でも同じ人はいないし、「こうすれば、ああなる」という経験則はまだないし、子どもながらに困っているのでしょう。

 

担任に相談をされましたか?

 

3・ 4年生以上なら、同じような相談のとき、私は「友だちは『作る』のではなく、『できる』ものなので、きっかけ作りはやってみますが、あとは子ども同士の力 にかかりますね。」と答えます。中学年くらいだと、(個人差がありますが)“先生に言われたから友だちになる”というのはどちらにとってもかっこよくない ようなのです。

 

でも、1・2年生ぐら いだと、担任のきっかけ作りが、かなり功を奏すことがあります。教室の席の配置、係や当番の組み分け、授業の活動のグループ分け、体育のチーム分け、お楽 しみ会の担当メンバーなど、担任によっていろいろな「手」をもっています。ぜひ親御さんの正直な悩みを相談されてみてはどうですか?

 

以 前受け持ったお子さんで、お母さんいわく「この子は自家中毒をよくおこします。」という繊細な雰囲気の女児がいました。3・4年生の2年間受け持ちました が、1年目は、休み時間はひとりで本を読んでいるような子でした。欠席も多かったように思います。話し方もていねいなのだけれど「それ以上踏み込んでこな いで」と言っているかのように、とりつく島のない……といった印象がありました。

 

2年目になって、「黒板をきれいにふく担当」いわば「黒板係」になったとたん、どうすれば毎時間きれいさを維持できるかという課題を、仲間とともに考え、実行し、私も知っているかぎりのアドバイスをし、毎日毎日、それはそれはきれいな黒板にしてくれていました。

 

そうこうしているうちに、その子はすっかり明るくなり、学校もめったなことでは休まなくなって、ほかのことでもどんどん発言をするようになりました。2年目の終わりに他県へ転校していったのですが、「転校先でもがんばっています!」という明るい笑顔の写真が届きました。

 

「黒板」ひとつでもこんなに効果があるんだな、と思ったものです。

 

あるいは、子ども自身が変わりたかったのであって、「黒板」は、そのきっかけにすぎなかったのかもしれません。ご相談者のお子さんにとっても、まさに今が経験を積んでいるときなのだと思います。

 

もう一つアドバイスするとしたら、お母さんご自身も、PTAなどの活動を通してクラスの保護者とかかわりを持つことをおすすめします。そこから、なにか糸口が見えるかもしれませんよ。

 

 

 

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