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生活・しつけ

年長 2012年5月21日の記事

★子どもに言ってはいけない言葉とは?

「早くしなさい」「静かにしなさい」は禁句にしています(佐藤正寿先生)。

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先生自身が、言わないように気をつけている言葉はありますか?
あるとすれば、それはどんな言葉ですか?
佐藤正寿先生、ぜひ教えてください!

 
 
佐藤 『早くしなさい』『静かにしなさい』この2つの言葉、
親だけではなく教師でもつい使ってしまう言葉です。

 
私は禁句にすることによって
『もっと工夫した方法を考えることができる』と思っています。それがプロとしての教師の役目だと考えています。

 
冷静に考えてみると、本当に『早くしなければいけない』
という場面はどれくらいあるでしょうか?
地震や火事などの緊急時はそうでしょうが、日常ではそれほどないでしょう。

 
『早くしなさい!』と言うことによって、子どもだけではなく親もイライラしてしまいます。
お互いにとってプラスになることはありません。


もちろん私も子どもたちには『てきぱきと行動できるようになってほしい』と思っています。
しかし、『早くしなさい』とは言いません。
『てきぱきと行動することによるメリット』を話すのです。

 
たとえば教室移動の時には、
事前に『2分後に出発します』
と予告しておいてその通り出発します。
最初は遅れる子どもも出ますが、繰り返しているうちに
子どもたちはそれに合わせられるようになります。
もちろん理由があって行動に差がある場合には配慮をしますが。

 
アドラー心理学で著名な星一郎氏は、
「『ダメ』『ガンバレ』『早くしなさい』
は子どものやる気をくじく三大禁句」

と言っています(『アドラー博士の子どもを勇気づける20の方法』ごま書房刊。現在は新装版がサンマーク出版から出ています)。
これらの言葉は、子どもが失敗することを恐れることから出てくる命令であることが、その理由です。
確かに、大人の都合で言っていないかどうか考える必要がありますね」

 
 
ドキッとしました。子どもについ言ってしまう言葉です。
親も今一度自分の口癖を見直す必要がありそうですね。

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